現在地 HOME > 掲示板 > 戦争60 > 1070.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
米民主党が批判「ブッシュ政権、情報操作」 核証拠疑惑
朝日新聞10月4日
http://www.asahi.com/international/update/1004/011.html
ブッシュ米政権がイラク戦争開戦前、旧フセイン政権が輸入したアルミ管についてロケット砲用との情報を事前につかみながら「核兵器開発再開の証拠」として主張したとの疑惑をめぐり、野党民主党側は3日、ブッシュ政権による情報操作の一環だとして一斉に批判した。
チェイニー副大統領、ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らが「核開発用」と断定的に主張した点が問われており、5日に開かれる副大統領候補者の討論会でも焦点のひとつになりそうだ。
ケリー陣営の外交顧問で民主党側の「国務長官候補」とされるホルブルック元国連大使は、この問題について米ABCの番組で「ブッシュ政権が異論を抑圧し、誤った印象を米国民に提示したことは明らかだ。ケリー候補は同じ情報に接することはできなかった」と述べ、政権による意図的な「ミスリード」だと主張。「政権内でも特にチェイニー副大統領が押さえつけた」とチェイニー氏を名指しで批判した。
ケリー氏と大統領候補の指名を競ったディーン・元バーモント州知事もCNNの番組で「この政権を信じることはできない。国民に完全な情報を与えずに戦争に進んだ」と批判した。
ライス補佐官はこの日のABCの番組などで、02年9月に補佐官が「核開発用」と断言した段階では、アルミ管の用途について政権内で論争があったことを認めたうえで「情報機関全体としては、核兵器に使われる可能性が高いと判断していた」と主張した。
(10/04 15:22)