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(回答先: ガザ作戦「拡大必要」 シャロン首相 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 04 日 04:48:21)
パレスチナ自治政府のクレイ首相は2日、イスラエル軍のガザ大規模侵攻を受けて開いた緊急閣議で、「パレスチナのすべての組織は、より大きな国家的利益を熟慮してほしい」と語った。イスラエルへのロケット弾攻撃を続けるハマスなど過激派に、攻撃の停止を呼びかけたものだ。
一方、イスラエルのシャロン首相は3日付イスラエル紙マーリブに掲載されたインタビューで、追加作戦計画を1週間以内に提出するよう軍に指示したことを明らかにした。ヤアロン参謀長は「カッサム(ロケット弾)攻撃が止まるまで続ける」と言明。イスラエルは侵攻の長期化を想定した動きを見せている。
イスラエル軍は3日までに、ロケット弾の発射拠点や製造工場があるとされるガザ北部のベイトハヌーン地区とジャバリヤ難民キャンプを包囲する一方、空からも過激派殺害作戦を続けている。2日夜から3日にかけて、ガザ市中心部で2人のハマス活動家が乗った車が武装ヘリのミサイル攻撃を受けるなどして、計6人が死亡した。イスラエル軍報道官は、ガザ市で死亡した2人のうち1人がロケット弾の製造拠点の責任者だったと説明している。
クレイ首相の呼びかけは、過激派による攻撃がイスラエル軍にパレスチナ侵攻の口実を与えているとの理由だが、イスラエルを非難するだけでなく身内に対しても事態沈静化の働きかけをしているという国際社会向けのポーズ作りの面もある。ハマスは「イスラエル軍が侵攻をやめれば我々も攻撃をやめる」と述べ、攻撃継続の姿勢を見せている。 (10/04 00:01)
http://www.asahi.com/international/update/1003/008.html