現在地 HOME > 掲示板 > 戦争59 > 961.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
防衛庁と警察庁はゲリラや特殊部隊など外国の武装工作員が上陸してきた際などを想定し、自衛隊が治安出動する前から連携、共同で対処するための指針をまとめた。治安出動を命じられる可能性が生じた時点で互いに連絡員を派遣したり、地図や通信機材を共有したりして円滑に対処するとしている。
自衛隊法は警察力で治安を維持することができない場合、首相が自衛隊に治安出動を命じることができると定めている。
両庁は治安出動が命じられた場面を想定し、02年11月から30道府県で共同の図上訓練をしてきた。その結果、用語の違いから互いの命令が理解できないことや、使っている地図が違うために目的地がわからない場合があることなど多くの課題が見つかった。
新たな指針では警察が通報を受けた直後から情報の共有化を進め、警察と自衛隊がそれぞれの業務を円滑に分担できるようにする。治安出動が命じられ、自衛隊員が工作員を現行犯逮捕した時には、身柄を直ちに警察に引き渡す。
両庁はこの指針を受け、具体的な共同対処マニュアルをつくるよう全国の警察と陸上自衛隊の部隊に求める。併せてすべての都道府県で共同の図上訓練を実施するよう求め、実動訓練の実施も検討する。
(04/09/09 10:47)