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チェイニー曰く「ケリーが勝てばアメリカで大規模テロが起こる」だと!(エル・ペリオディコ)
9月9日付けのエル・ペリオディコ紙(電子版)は次のようなことを伝えています。(抄訳とします。)
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『チェイニーは、ケリーが勝てばアメリカで大規模テロが起こる、と言う』
IDOYA NOAIN NUEVA YORK
米国副大統領ディック・チェイニーは、このすでに汚れ果てた選挙戦で9ポイントもの下落を作った。火曜日にはイラクで死亡した米兵の数が1000に達し、それは共和党とその戦争擁護にとって厳しい逆風となり、有権者にとっては紛争における人的犠牲の増加を印象付けるものとなった。にもかかわらずチェイニーは、死者については無視して、恐怖心をもてあそぶという選択をした。アイオワ州デス・モイネスで「この8週間で適切な選択をすることが重要だ。なぜなら、もし我々が過ちを選んだならば、我々は米国を荒廃させるであろう新たな形の襲撃が起こる危険に直面するからだ。」と。
この、民主党のケリー候補者が「過ち」でありテロリズムの危険を増大させるものである、との暗示は、副大統領候補のジョン・エドワーズをかんかんに怒らせた。彼は、チェイニーが「恐怖あおり戦術」使ったと非難した。チェイニーの補佐官たちが、それらの言葉はコンテキストから取り出したものだ、と語ったにもかかわらず、副大統領は、ケリーの勝利はこの国を「9.11以前の心理状態」に引き戻すだろう、と断言した。そうなればテロリズムが米国にとって最大の脅威であると見えなくなる、という意味である。
【後略】
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エル・ペリオディコ紙のニューヨーク特派員IDOYA NOAIN は、ブッシュ政権に対して常に手厳しい記事を送ってきています。たとえば先日の私の投稿
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http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/400.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 9 月 02 日 20:32:35
8月31日のニューヨーク警察のデタラメ逮捕(エル・ペリオディコ)
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の記事を書いたのもこの記者です。名前からするとスペイン人ではなく、ひょっとするとユダヤ人かもしれませんが、表現の一つ一つをまるで共和党に対する憎しみを込めて書いているかのように見えます。
それにしても、この記者が書くとおり、徹底的に「テロ」に対する「恐怖心をもてあそぶ」作戦ですね。当然ですが北オセチアの学校襲撃事件を利用しているわけで、ジャカルタでも爆破が起こったようで、大統領選までに世界中でまだまだ何件かが起こるかもしれません。
ただ、どれほどこの「恐怖あおり戦術」を批判したとしても、9.11が「テロだ」という前提に立っている限りは、この戦術のワナからは逃れられないでしょうね。ちょうどイスラエルとシオニズムに対する批判が「ホロコーストが真実である」ことを前提とする限り無力になってしまうように。この手で無力にさせられてしまっているのがヨーロッパの現状ですからね。この『前提』の大嘘をこそ暴いて広めていく必要があるでしょう。
スペインでも9.11の謀略説は広まってきているようですし、3.11謀略説もすでに公に登場しています。ただ私一人でスペイン語を日本語に翻訳をしてお知らせすることは非常に困難です。どなたかもう一人でも、同様の志向を持ちスペイン語に精通された方がおられればよいのですが。