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日本のメディアでは報道されていないようだが、「BBCニュース:学校占拠事件で北オセチアとイングーシが内戦に突入する可能性を示唆【アーリア系の故地カフカスが激動?】」( http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/779.html )と似た見方を米国のニューズウイークが専門家のものとして伝えている。
(ニューズうウイーク自身は、チェチェン人武装勢力の犯行という見方をしている)
昨日発売された「ニューズウイーク日本版 9・15」に掲載されている、北オセチアで起きた「学校占拠事件」に関する記事『その日学校は戦場になった −ロシア:最悪の結末を迎えた学校占拠事件圧倒的な人気を集めてきたプーチンも続発するテロで政治生命が危機的状況−』より:
P.44〜P.46
「犯人はロシアからの分離独立をめざすチェチェン共和国の武装勢力20人余りで、生徒や教師を人質に取り学校に立てこもった。彼らはチェチェンからのロシア軍撤退などを要求していた。」(P.44)
「さらに不思議なのは、今回の学校占拠テロの目的だ。専門家のなかには、ロシア南部のカフカス地方に根強く残るオセチア人、チェチェン人、イングーシ人の民族対立を再燃させるのが目的ではないかと指摘する声もある。
「想像を絶する大量虐殺がカフカス地方で起こりかねない」とチェチェン問題に詳しいカーネギー国際平和財団モスクワセンターのアレクセイ・マラシェンコは言う。
一方で、ロンドンの戦争平和報道研究所のトム・デワールのように、「このテロに裏には、私たちが知らないもっと大きな目的がある」と指摘する専門もいる。
だが専門家がいくら頭をめぐらせても、ロシア国民はただ祈りながら悲劇の終わりを待つしかない。」(P.46)