現在地 HOME > 掲示板 > 戦争59 > 907.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
国連や英国、オーストリア駐在の北朝鮮外交官らが、韓国がウラン濃縮実験を行ったことを認めたのを受け、核問題に対する米国のダブルスタンダード(二重基準)を非難した。
ロイター通信は8日、北朝鮮のリ・ヨンホ駐英大使が8日、「われわれ(北朝鮮)に対しては、ことあるごとに根拠のない非難を浴びせる米国が、今回(韓国のウラン濃縮実験)の事件については非常に寛容」と指摘、ウラン濃縮実験と関連し、米国がダブルスタンダードを用いていると主張したと報じた。
リ大使はまた、ブッシュ米大統領が今年11月の大統領選挙で勝利するため、北朝鮮に対し強硬姿勢を取ったことが、今月に予定されている6か国協議を危うくしたとし、米国が北朝鮮に対する“敵対的な”アプローチを諦めない限り、「6か国協議は開催できないだろう」と警告した。
オーストリア・ウィーン駐在の北朝鮮大使館のリ・チョルソン参事官もこの日、聯合ニュースとの電話インタビューで、米国の「ダブルスタンダード」を非難し、今月13日から開かれる国際原子力機関(IAEA)理事会で「米国とIAEAが、この問題(韓国のウラン濃縮実験)をどう扱うかを見極めたい」と述べた。
北朝鮮は韓国の科学者らのウラン濃縮実験に対し、「北東アジアの核軍備競争を加速化する危険な動き」と規定し、問題視する方針を強く示唆した。
これに先立ち、国連駐在北朝鮮代表部のハン・ソンリョル次席大使も、「北朝鮮は韓国のウラン濃縮実験を北東アジアの軍備競争と関連づけている」とし、「韓国の実験で、核軍備競争の拡大は避けられなくなった」と言及している。
崔勝鎬(チェ・スンホ)記者 river@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/09/20040909000084.html