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(回答先: Re: つくる会の教科書はなぜだめなのか(小森陽一氏の議論) 投稿者 南青山 日時 2004 年 9 月 08 日 18:37:08)
完全に扶桑社の教科書以外の教科書会社のたくらみにはめられていますよ。
彼らがが最初にやったことは、韓国や中国へのご注進でした。自分で扶桑社の教科書をたたけないので外国の威を借りようとしたのです。日本の判官贔屓を利用しようとしたのは明らかです。続いて日本の訳の分からないどこかの非有名な肩書きだけ立派なこれだとたぶん多くの日本人が引っかかるだろうと云うような人を立てて反論しているわけです。出版社というのは色々な人のものを需要のあるなしに関わらず、出版するところが在るので(特に大学の教授のものはそれが多い。)たぶん自分の所から出した人で出版社に恩義を感じている人なんでしょう。だけど古い書き方ですね。本当に進歩が伺えないと思います。昭和二十年代の中国や、ソ連、アメリカの戦勝国のプロパガンダの激しかった頃に、おもねってしまった方なんでしょうね。
もう一つ言えるのは、この方は、この教科書を読んでいませんね、読んでいないから観念的に相手を右翼と間違って書いてるところがあります。
戦争賛美など全然していませんよ。戦争責任の在処を完全に書いていますよ。他の教科書はこの点を曖昧にしていますが。国民が戦争やむ無しの時点にまで高揚していた。と書いています。
大事なことは、この本が画期的な良くできた本で、著者が自分の意見に偏重せず、教科書として上梓していることです。それがこの本の真価です。私は扶桑社のセールスマンにはなりたくありませんが、この本が普通だと、にほんの学校の教科書として、3割から4割は普通に採用されるものだと云うことです。
そういった良いものにも関わらず、戦前の国防婦人のような人がたくさん現れて、排斥している。日本はほとんど変わっていない危険因子を未だに持っているという気がします。彼らのほとんどは実際読まず、ブランドに頼って(この場合地位や権威のある人、又は韓国や中国意見に従い、判官贔屓から正しいと云っている人達)一方的に決めつけるというやつです。
これが今までの教科書の悪い点なのです。書いてあるものを鵜呑みにせず、自分で調べ自分の頭で考え、自分の意見を確立する、そういうものが教育です。教育勅語的なものや、反教育勅語的なものも強制的に教えるものはだめなのです。
この本の画期的なところは、各自が自分の意見を確立する礎になるところです。
歴史はその時代の人の集大成です。コロンブスが地動説に乗ってアメリカ大陸を発見しました。当時は天動説が大半だったのですよ。だから歴史上の人物なんです。今の考えで地動説でアメリカ大陸もあるとわかっている時代にコロンブスを評価できないでしょう。ただ西に向かってアメリカにぶつかった人ですかね。
先ず読まないとだめですよ。特に近代の所は子供の頃習ったものより非常に良く書かれています。思わず引き込まれますよ。
この本に対する批判を書いている人で、戦争賛美をしているという書き方をする人は、おそらくこの本を読んでません、抜粋読みでしょうね。自分の気に入ったとこだけ読むというあれです。