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プーチンは2人のチェチェン指導者に850万ユーロ(11億円)の懸賞金をかける
9月8日付のエル・ムンド紙(電子版)からです。(抄訳とします。)
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『モスクワは、2人のチェチェン指導者の殺害を手伝う者に850万ユーロを提供』
モスクワ----ベスランでの人質事件の映像が世界に流れた後、ロシアの連邦公安局(FSB、旧KGB)は3億ルーブル(約1千万ドル:850万ユーロ:11億4千万円)をアスラン・マスジャドフおよびシャミル・バサジェフの二人のチェチェン指導者を殺害するために必要なあらゆる情報に対して支払うことを発表した。
この「武装勢力のリーダーたち」じは以前から指名手配になっており、「ロシア連邦内での非人道的なテロ行為をはたらき、取り返しの付かない損失を作り出した」とされている。今からはバサジェフの首に最大の懸賞がかけられることになった。
昨年の12月1日にチェチェンの親ロシア派当局者は「テロリスト、ナンバー1」としてバサジェフに5百万ドル、また、1996年にチェチェン独立派として大統領に選ばれたマスジャドフには5万ドルの、懸賞金をかけた。
検事総局は、先日のベスランでの学校人質事件犯人の唯一の逮捕者が証言したところにより、この事件はバサジェフとマスジャドフに指示されたものであると断定した。
【後略】
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/09/08/internacional/1094628566.html
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同様の記事が各国語の新聞に出されるでしょうが、とりあえずお知らせします。
これを機に、一気に独立派の息の根を止めようということでしょうか。懸賞金の金額もすごいですが、これは逆に言えばチェチェン独立派を裏から支えている連中が出している資金が巨額であるため、少々の金では「寝返り」を作ることが難しい、ということを示しているのでしょう。