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【カイロ=加納洋人】イラクの首都バグダッドのイスラム教シーア派地区サドルシティーで六日夜から七日にかけて、駐留米軍とシーア派反米指導者、ムクタダ・サドル師の民兵組織「マフディー軍団」などとの間で激しい戦闘が発生、イラク保健省によると、民兵らイラク人四十人が死亡し、二百七十人以上が負傷した。米軍によると、民兵はロケット弾や小銃で米軍を攻撃し、米兵一人が死亡した。AP通信などによると、同地区では七日も爆発音や銃声が響き、戦闘が続いている。
サドルシティーは、低所得者層や若者など現状に不満を持つ人々を中心にサドル師の支持者が多く、昨年のバグダッド陥落後、次第にイスラム教スンニ派とは別に、反米闘争の拠点となった。
マフディー軍団は八月末まで、中部ナジャフのシーア派聖地のアリ聖廟(せいびよう)に立てこもり、米軍などと戦闘を続けてきたが、イラクのシーア派最高権威の一人、シスターニ師の仲介で、先月二十七日に聖廟から退去、政治勢力への転換を模索していた。しかし、軍団の一部メンバーは武装解除に応じず、ナジャフからサドルシティー入りしていた。
一方、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、バグダッド西方で七日朝、バグダッド県知事の乗った車が道路脇に仕掛けられた爆弾の攻撃を受け、近くにいた二人が死亡した。知事は無事だった。
(産経新聞) - 9月8日3時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040908-00000011-san-int