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イスラエルのシャロン首相は5日夜、ロシアのプーチン大統領に電話し、テロ対策で両国が共同歩調をとる必要性を強調した。首相府によると、両首脳は情報収集面で協力していくことで合意した。
ロシア学校テロ事件の実行犯の中にアラブ人10人が含まれているとされ、イスラエル政府当局者はハアレツ紙に「彼ら(ロシア)は戦いの相手が国際的なイスラムテロだと認識した。これからは我々の声にも耳を傾けるだろう」と述べた。
イスラム過激派を相手にするイスラエルの軍事作戦はこれまでロシアからたびたび批判されていた。イスラエルが今回、共闘姿勢を打ち出したのは、共通の敵を強調して、自国の過激派対策への支持をロシアから得たいという思惑もあるようだ。 (09/06 20:06)
http://www.asahi.com/international/update/0906/010.html