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(回答先: <露学校占拠>半旗、深い悲しみ ロシア全土服喪期間始まる (毎日新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 06 日 13:54:04)
・<北オセチア学校占拠>プーチン大統領、任期中最大危機の局面(9/5)
入学式最中の学校が占拠されたべスラン市のテロ犠牲者は未だ公式発表されていないものの、335人以上に上っている。
突入後の演説の中で、プーチン大統領はソ連崩壊後、多民族国家であるロシアが、民族間関係をうまく掌握できていないこと、国家安全システムを再建築しなければいけないことを認めた。
チェチェン共和国に隣接する北オセチア共和国はロシア連邦のコーカサスの国々の中では、最も安全で安定している地域と評価されていた。
この事件により、ロシア国内の民族間関係が益々緊張化し、チェチェン問題の解決もさらに遠くなるのは間違いない。
・<北オセチア学校占拠>特殊部隊がテロリストを制圧、人質250人以上が死亡 (9/3)
学校が占拠されたベスラン市で9月3日昼、テロリスト占拠時に死亡した人質の遺体引取りの最中に、銃弾戦が開始され、爆発がおこり、ロシア特殊部隊による突入がはじまった。
テロリスト約30人の制圧は深夜まで続いた。
この突入で死亡した人は250人以上に上り、確認されていない人も含め、まだまだ死亡者は増加する見込み。
負傷者は550人以上、そのうち子供は230人以上に上った。
2002年10月にモスクワで起こった劇場占拠事件では、117人が死亡、660人が負傷した。
今回の学校占拠事件はロシアで起こったテロとしては被害者の規模が最も大きい悲劇となった。
・ロシア北オセチア共和国で入学式最中の学校が占拠 (9/1)
チェチェン共和国に隣接する北オセチア共和国ベスラン市で
9月1日朝、学校にテロリスト15〜20人が乱入占拠、
教師、生徒、父兄を含め約300人以上が人質となった。
9月1日はロシア全国で入学式が行われ、テロリストが占拠したのも、入学式が行なわれている最中の学校だった。
テロリストの一部は自爆装置を抱えた決死隊員。
武装グループはある情報筋によるとチェチェンからロシア軍を撤退させることを人質解放条件の一つとしている。
チェチェン大統領選挙前後、24日の旅客機墜落、31日、10人が死亡した首都モスクワ市内自爆テロと国内でテロが続発している。
・<チェチェン大統領選>アルハーノフ氏が圧勝 (8/30)
8月29日に実施されたチェチェン共和国の大統領選挙で、アル・アルハーノフ候補 (47歳)が73.5%を獲得し圧勝した。
投票率は85%。
今回の選挙は、同共和国のカディーロフ大統領が5月9日、テロにより死亡した為、実施された。
親クレムリンのアルハーノフ氏は、独立派のリーダー・マスハードフ氏と は「交渉のテーブルにつかない」との声明を出している。
ロシア政府は、今回の選挙を「チェチェン正常化の象徴」としてアピールしてい る。
選挙の直前にプーチン大統領は、同共和国を通過する原油のトランジット料は、 チェチェン復興のために使われると約束した。
90人の命を奪った8月24日の旅客機爆発は、チェチェン大統領選挙実施を妨害したい独立派の犯行と見られている。
・ロシア企業9社が、世界トップ1000社にランク入り (8/24)
米ビジネスウィーク誌の、世界トップ1000社ランキングに、ロシアの9社がランク 入りした。
ランク入りした企業と順位は以下のとおり。
47位、ガスプロム(天然ガス)
183位、スルグトネフテガス(石油)
206位、ルコイル(石油)
234位、ユコス(石油)
437位、シブネフチ(石油)
452位、ノリリスク・ニッケル(非鉄金属)
464位、MTS(携帯電話)
490位、統一エネルギーシステム(UES)(電力)
717位、ズベルバンク(貯蓄銀行)(金融)
(ランキングは株式時価総額による)
フォーチュン誌の世界トップ500社ランキングには、ガスプロム(167位)、ルコイ ル(259位)、ユコス(359位)がランク入りしている。
・貧富の差が拡大 (8/19)
ロシア政府のデータによると、同国の高所得層10%と低所得層10%の収入格差は15.2倍で、前年の14.3倍よりもさらに、貧富の差が拡大していることが明らかになった。
・ロシア、産油量がソ連崩壊後最高に (8/17)
ロシア統計局のデータによると、同国の産油量は今年上半期、ソ連崩壊後最高の2 億2,300万トンを記録。また、今年上半期の原油輸出量は、前年同期比で22%増加し た。
原油の世界市場価格は現在、異常なほど高い水準で、ロシア産原油URALSも、1バレ ル38〜39米ドルまで高騰している。
専門家によると、原油価格が1米ドル上昇すると、ロシア政府の収入は5億米ドル増 加する。その為、政府は、原油高騰の恩恵を十分受けている。
ロシアの産油量は、ソ連崩壊直前の1988年にピークに達した(年間5億7,000万ト ン)。しかし、原油価格がバレル9米ドルまで下落した1998年以降、その量は年間2億 9,500万トンまで減少した。
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ロシア情報ステーション
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