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皆さん、おはようございます。CIA Agent allwaiです。
ロシアを長年支配してきた(旧ソ連時代も含む)ユダヤ財閥について簡単に説明いたしま
しょう。
陰謀論がどこまで真実なのか分析しましょう。
◆ロシアにおけるユダヤの盛衰
ロシアでのユダヤの活動を解説することで、陰謀
論の真相を明らかにしてみます。
ユダヤの陰謀論を冷静に考えると、2つの局面があります。
1、ユダヤ人は、世界を操れるほど金持ちである
2、ユダヤ人は、皆で一体化して陰謀を企てている(例えば、ユダヤによる世界
支配)
さてロシアではどうか?
1をロシアに限定して言えば、「ユダヤ人はロシアを操れるほど金持ちである」。
これは、本当です。
正確に言うと、「プーチンさんが大統領になるまで、彼らはロシアを操っていた」
2については、もっと細かく見てみることにしましょう。
@1992〜96年(=巨富を築く)
ソ連崩壊後、才能のあるユダヤ人達は、これまで国営だった石油や金融を抑え
、巨富を築きあげました。
@1996年(=一体化してエリツィンをサポート)
96年には、大統領選挙がありました。
ソ連を崩壊させ、ハイパーインフレを起こし、チェチェン戦争を始めた酔っ払い大
統領エリツィンの支持率は5%。
共産党のジュガノフが「絶対勝つ」というのが、大方の見方だったのです。
共産党と言えば、「私有財産は許さず、全ては国の所有である」がドグマ。
そうなると、せっかく巨富を築いたユダヤの新興財閥は財産を没収されてしまう。
これは困る。
ということで、彼らは一体化してエリツィンを支持することに決めたのです。
具体的には、彼らが所有しているマスコミを使って国民を洗脳。
見事、エリツィンを再選させたのでした。
【ユダヤの新興財閥は96年、一致団結してエリツィンを再選させた】
これは陰謀?
@1996年〜99年(=分裂と対立)
エリツィン当選後、ユダヤの新興財閥は、親エリツィンと反エリツィンに分裂
します。
親エリツィンは
・ベレゾフスキー(主な基盤は、石油大手シブネフチ・航空最大手アエロフロ
ート・テレビ局ORT等々)
・チュバイス(電力供給独占体・統一エネルギーシステム社長。副首相・大統
領府長官を務めたこともある)
・アブラモービッチ(シブネフチ。昨年英国の名門サッカーチーム・チェルシー
を小遣いで買収。英国1の金持ちとしても知られる)
反エリツィンは
・グシンスキー(ロシアのメディア王。民放最大手NTVを所有)
99年の下院選挙では、結局親エリツィン派の「統一」が勝利します。
【96〜99年、ユダヤの新興財閥は、分裂し対立していた】
@2000年〜(プーチンさんによりバラバラになる)
2000年の選挙で、KGBをバックに持つプーチンさんが大統領になり、ユダ
ヤ財閥の環境は一変します。
プーチンさんは、エリツィン時代の主要新興財閥ベレゾフスキー、グシンス
キーを、脱税・横領等の罪で告訴。
彼らは、国外に脱出し、ロシアに戻れなくなりました。
その後、同じくユダヤの新興財閥ホドロコフスキー(石油大手ユコス社長)
を逮捕。
現在のユダヤ新興財閥の行動を見ると、一体感も一貫性もなく、皆さんバ
ラバラに行動しています。
・ベレゾフスキー=英国に住み、反プーチン活動を続けている
・ホドロコフスキー=檻の中
・アブラモービッチ=資金をロシアから英国に移し、脱出の準備を進めている
・フリードマン(アルファグループ・石油大手TNK)=英BPとTNK-BPという合
弁会社を設立。プーチンさんに嫌われないよう気を配りながら、ビジネスに
励む。
以上、彼らの行動を見ると、引っ付いたり分裂したり。
「ユダヤは一体化して陰謀を企てている」というのは間違いで、「利害が一
致するときは一体化して行動するが、利害が反するときは戦う」というのが
正解であることがわかります。
つまり【ユダヤの大金持ちも、普通の人と同じように、自己の利益を追求している。ただ、
金持ちなので目立つ】と言うのが、真相なのです。
ただ1995年に東京の地下鉄サリン事件ではロシアのユダヤ財閥が大きく貢献した事は事実
ですが公にされる日は来ないでしょう。