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(回答先: プーチン政権の謀略か?>北オセチアの学校占拠事件 投稿者 Kotetu 日時 2004 年 9 月 03 日 23:14:25)
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200409021951.htm
2004.09.02
2004.09.02
編集
NY反戦デモ と 「チェチェンニュース」
(直接には関係ない2つの取り合わせがタイトルですいません。ちょっと、情報を)
友人が29日にニューヨークで行われた反戦・反ブッシュデモの様子がわかるサイトを教えてくれた。40万人とも言われる人の渦は、写真で見ただけでもすごい迫力だったが、こちらは360度パノラマ映像。反戦ベトナム・ベテランズとバナーを掲げるおっちゃんたちが最初に映り、カメラが回転していくようにその周りがどうなっているかを見せてくれる。それだけではなくて、自分でカーソルを動かすと、見たい方向に画像が動く。
まるで自分がNYの路上に立っているかのような気持ちになるので、面白い。横のビルがどんなふうにそびえ立っているのかもわかる。色々なバナー観察も楽し。(スローガンをチャントしている音声付き)
360度パノラマ・NYデモの様子
--------------------------------------------------------------------------------
チェチェンのこと(学校占拠など)が気になっているが、テレビを見る気にはならない。どうせ、ロクなことは言っていないはずだから。モスクワ劇場占拠のときのような悲惨な解決法を採らないことを望むばかり。
イラクでもそうだけれど、チェチェンの独立派が関係していると言われる事件は簡単に真相がわかるわけではない。「独立派」「武装組織」「過激派」「抵抗勢力」と勇ましい言葉は並ぶが、「どの事件をいったいどんな人々が何を思い起こしているのか」はわからない。(本当のところ、9.11でさえ、いったい誰がやったのか、わかっていない位だもの)
と、考えていたら、「チェチェンニュース」が届いた。とても大事なことを押さえてくれている。その中の一節、
いつになくたくさんの記事が、いっせいにチェチェン問題とテロを結びつけようとしているこのごろ、手に入る限りの新聞を切り抜いて読む作業をするうちに気が付いたことがある。「人権」という言葉がほとんどないのだ。それらを読むと、まるで地の果ての野蛮な国チェチェンが、ロシアの言うことに従わないばかりか、文明を踏みにじるためにテロを続けている、そんな印象を受ける。(「チェチェンニュース Vol.04 No.28」より )
「人権」という言葉がないという指摘になるほど!とうなづく(ブッシュはロシアと手を携えて、「テロへの闘い」をしていくと発言したばかり)。
これらの地に住む人々の人権が守られているのなら、学校占拠のような事件は起きていないはずだ。
ロシアの女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの刊行されたばかりの『チェチェン やめられない戦争』の紹介も、それだけ読むことでチェチェン紛争の大事な要素がわかるので、この「チェチェンニュース Vol.04 No.28」は一読をおすすめ。
ともに考えるべきことがらがたくさん詰まっている。
NY反戦デモ と 「チェチェンニュース」
(直接には関係ない2つの取り合わせがタイトルですいません。ちょっと、情報を)
友人が29日にニューヨークで行われた反戦・反ブッシュデモの様子がわかるサイトを教えてくれた。40万人とも言われる人の渦は、写真で見ただけでもすごい迫力だったが、こちらは360度パノラマ映像。反戦ベトナム・ベテランズとバナーを掲げるおっちゃんたちが最初に映り、カメラが回転していくようにその周りがどうなっているかを見せてくれる。それだけではなくて、自分でカーソルを動かすと、見たい方向に画像が動く。
まるで自分がNYの路上に立っているかのような気持ちになるので、面白い。横のビルがどんなふうにそびえ立っているのかもわかる。色々なバナー観察も楽し。(スローガンをチャントしている音声付き)
360度パノラマ・NYデモの様子
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チェチェンのこと(学校占拠など)が気になっているが、テレビを見る気にはならない。どうせ、ロクなことは言っていないはずだから。モスクワ劇場占拠のときのような悲惨な解決法を採らないことを望むばかり。
イラクでもそうだけれど、チェチェンの独立派が関係していると言われる事件は簡単に真相がわかるわけではない。「独立派」「武装組織」「過激派」「抵抗勢力」と勇ましい言葉は並ぶが、「どの事件をいったいどんな人々が何を思い起こしているのか」はわからない。(本当のところ、9.11でさえ、いったい誰がやったのか、わかっていない位だもの)
と、考えていたら、「チェチェンニュース」が届いた。とても大事なことを押さえてくれている。その中の一節、
いつになくたくさんの記事が、いっせいにチェチェン問題とテロを結びつけようとしているこのごろ、手に入る限りの新聞を切り抜いて読む作業をするうちに気が付いたことがある。「人権」という言葉がほとんどないのだ。それらを読むと、まるで地の果ての野蛮な国チェチェンが、ロシアの言うことに従わないばかりか、文明を踏みにじるためにテロを続けている、そんな印象を受ける。(「チェチェンニュース Vol.04 No.28」より )
「人権」という言葉がないという指摘になるほど!とうなづく(ブッシュはロシアと手を携えて、「テロへの闘い」をしていくと発言したばかり)。
これらの地に住む人々の人権が守られているのなら、学校占拠のような事件は起きていないはずだ。
ロシアの女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの刊行されたばかりの『チェチェン やめられない戦争』の紹介も、それだけ読むことでチェチェン紛争の大事な要素がわかるので、この「チェチェンニュース Vol.04 No.28」は一読をおすすめ。
ともに考えるべきことがらがたくさん詰まっている。