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「プーチン大統領の責任」と独立派元大統領 学校占拠
ロシア南部・北オセチア共和国の学校占拠事件で、隣接するチェチェン共和国の武装勢力指導者マスハドフ元大統領は2日、「責任はすべてプーチン(ロシア大統領)個人とその取り巻きにある」と非難する声明を、独立派系のウェブサイト「カフカス・センター」を通じて発表した。
マスハドフ元大統領は「チェチェンに対するクレムリンの虐殺的戦争と犯罪的政策こそがカフカス全域の不安定化の元凶であり、(実行犯を)今回のような絶望的行為に走らせている」と指摘した。一方、元大統領の広報担当ザカエフ氏は、AFP通信に対して「事件の平和的解決に無条件で協力する用意がある」とも語った。元大統領自身は事件への関与を否定しており、強硬派との対立の可能性も指摘されている。
一方、現場学校付近では3日未明、犯人グループが発射したロケット砲による爆発が2回あり、インタファクス通信によると、警官2人が負傷した。共和国大統領府報道官によると、対策本部が電話で犯人側と接触したところ「周辺で不審な動きがあったためだ」と回答したという。
現場では人質の一部26人の解放を受け、当局はさらなる解放を犯人グループに求めていたが、夜に入ってから校内からの威嚇と見られる銃声が散発的に続き、緊迫した情勢が続いている。
残る約330人の人質について、犯人側から交渉役に指名されたロシア人小児科医ロシャリ氏は2日夜、人質への食糧、医薬品の差し入れが再び拒否されたと語った。事件発生から1日半以上がたち、生徒132人を含む人質の健康状態への懸念が高まっている。 (09/03 12:25)
http://www.asahi.com/international/update/0903/008.html