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(回答先: 【2005年体制起動】ネパール政府:イラクでの人質12人殺害を確認—「驚がく的出来事」 (ブルームバーグ) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 01 日 14:26:54)
労働者殺されたネパールで怒りの抗議デモ 警官隊と衝突
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イラクで武装勢力に拘束されていた労働者12人が殺されたネパールの首都カトマンズで31日夜、残虐な犯行に激怒した学生らがイスラム教のモスク(礼拝所)前などでタイヤを燃やし、抗議デモをした。AP通信は、数千人の群衆が1日、モスクに押し入り、警官隊と衝突したと報じた。
抗議デモは、同国では少数派のイスラム教徒への感情的な反発につながりかねない。デモでは「不法に労働者をイラクに送り込んだ派遣会社に厳罰を」と求める声や、人質を救出できなかった政府への批判も出ている。
AFP通信によると、殺された12人のひとり、ラメシュ・カドカさん(19)はヨルダンで調理師として働くため、渡航費2千ドル以上を借金して出かけたという。カトマンズの南20キロにある出身村では、実家に数百人の村民が哀悼に訪れた。
兄のスダルシャンさん(23)は「弟は生活費を稼ぎに行っただけ。米国と何ら関係なく、過激派に対して打つ手があるわけはない」と嘆いた。
同国の出稼ぎ労働者は貧しい農村出身が多い。国内では政府と武装組織の共産党毛沢東主義派の交戦が続き、外国に出稼ぎに行く数は増える一方だ。しかし、政府は人質事件対策でなすすべがなかった。同夜、開かれた緊急閣議では不十分な対応を自己批判する声も出たという。 (09/01 13:17)
http://www.asahi.com/international/update/0901/002.html