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(回答先: バスラで英軍への攻撃激化、ナジャフ停戦関係なし一斉蜂起 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 8 月 31 日 19:08:07)
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/13
ナジャフ撤退でサドル派の攻撃はバスラなどイラク南部各地に拡散か
シーア派の若き指導者ムクタダ・サドル派軍がナジャフを撤退したことによ
り、イラクのシーア派地帯の戦闘は鎮静化に向かうのか。30日付のネット
紙、イスラム・メモの報道を読むと、イラク第二の都市バスラを初めとして、
南部各地に拡散するようだ。
サドル師を支持するマハディー軍のある司令官は、「我々は98%の武器を
保有している。これらの兵器は、(来るべき)ナジャフ包囲で、占領軍に対し
て破壊的な働きをするであろう」と述べた。サドル派軍は、イラク南部各地に
展開した。
英紙サンデー・タイムズによると、サドルとシスターニとの協定には、マハ
ディー軍にクラシニコフ銃や携行式RBG砲を含む武器の保持を認める秘密項
目がある。
28日に占領軍とべったりでイラクの抵抗勢力やサドル派に強い敵意を抱く
イスラム革命最高評議会(シーア派)のメンバーのハサン・ラーシドが、占領
軍によってバスラの県知事に任命された。これは同評議会が、最近ナジャフで
起きたナ戦闘で占領軍側に付いた論功に対する恩賞措置である。
新知事は早速働き始めた。まず手がけたのが、地方公務員の応募用紙に、
シーア派かスンナ派かの宗派の記入である。スンナ派の青年が応募すると、
「明日また来い」という決まり文句が待っている。それどころか、「スンナ派
にやる仕事は無い」と露骨に言われることもあるという。
シーア派を弾圧したとされるサダム・フセイン旧政権においても、政府文書
にこのような派閥差別項目は無かった。米軍が最も重視しているのが宗派間、
民族間の不和醸成、離間煽動政策であり、最も恐れているのが、イラク人の団
結、統一である。
バスラ県のサドル事務所長アスアド・バスリーは、「バスラ県のサドル事務
所は、26日にナジャフで締結された5項目の協定とは無縁である」と言い
切った。
イスラム・メモの特派員報告によれば、ムクタダ・サドルは、イラク南部諸
都市に数十人の代理を派遣して、「占領軍に抵抗せよ。また、ナジャフの戦闘
は敗北ではなく勝利であった。ナジャフから撤退し、イラク各地に散開したの
は、反占領軍、イラク解放のための真の革命の序曲である」と伝えた。
これを裏付けるようにイスラム・メモのよると現実に以下のような戦闘が起
きている。
27日夜10時、サドル派軍は南部の都市イマーラで、英軍に攻撃を仕掛
け、英兵14人を殺害、車両8台を完全に破壊した。
28日マハディー軍は、バスラ北部で英軍と交戦、英軍に死者2名、負傷者
6人、装甲車2台の炎上の被害を与えた。英軍は同市のサドル事務所を攻撃用
ヘリ、アパッチで攻撃した。
http://www.islammemo.cc/news/PrintNews.asp?IDnews=42507