現在地 HOME > 掲示板 > 戦争59 > 292.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
陸自に狙撃班新設、来年度3百人 防衛庁、市街戦を想定
防衛庁は31日、ゲリラや特殊部隊の攻撃に対処するため、狙撃班を新設することを決めた。自衛隊に狙撃専門のチームができるのは初めて。来年度は陸自の3カ所の師団と旅団に6人編成の計50班をつくり、300人の班員のうち約半数に米国製の専用の狙撃銃を配備する。敵の狙撃兵との市街戦などを想定し、1キロ離れた敵にも対処できるようにするという。
狙撃班ができるのは、来年度に組織の改編が予定されている第6(山形県東根市)と第3(兵庫県伊丹市)の各師団と、第2混成団(香川県善通寺市)に代わってできる第14旅団。計50ある普通科中隊と本部管理中隊に、6人編成の狙撃班を1班ずつ新設する。将来は全国の部隊で同様の班の創設を目指す。
各中隊にはこれまでも狙撃担当の隊員がいたが、隊員個人には一般隊員と同じ小銃しか配備されず、数百メートル先までの敵しか狙えなかった。
05年度は米国製の狙撃銃160丁を購入する。31日に発表された概算要求では、銃の購入費として約2億6000万円を計上。同庁は「この銃があれば、1キロ離れた敵にも対処できる。一つの班に要員を集めることで、訓練や運用もしやすくなる」としている。
同庁はゲリラなどへの対応の強化を掲げており、概算要求では今年度より121億円多い381億円を計上している。この銃の購入費のほか至近距離の射撃を訓練する施設の建設費なども含まれる。
(08/31 18:24)
http://www.asahi.com/politics/update/0831/003.html