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【モスクワ29日共同】ロシアからの独立紛争が続く南部チェチェン共和国で29日、今年5月のカディロフ大統領暗殺に伴う繰り上げ大統領選挙が厳戒態勢の下で行われた。即日開票され、30日未明(日本時間同日昼)にも大勢判明の見通し。
7人の立候補者のうち、カディロフ氏の親ロシア路線継承を唱えプーチン政権の全面支援を受けたアル・アルハノフ共和国内相(47)の当選が確実。だが独立派は選挙の無効を主張、新大統領暗殺を予告しており、新政権誕生が、長期化する独立紛争の解決につながる可能性は低い。
24日に起きたロシア旅客機同時墜落は、大統領選を妨害するための独立派のテロとの見方が強く、連邦政府は新たなテロに備え約1万4000人の治安部隊を動員した。
[ 2004年8月29日14時43分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=29kyodo2004082901001356&cat=38