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イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2004年 8月28日 土曜日 イラク情勢ニュース
[飛耳長目録]
☆廟から出る民兵 USAトゥデー (ビデオと写真/英語)
☆ナジャフで和平、バグダッドとファルージャで戦闘
AP通信 8月28日 英字報道から訳
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☆★USAトゥデー ビデオ特集 (英語版)
Rebels leave the shrine 廟を出る民兵たち
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これを見るには、ウィンドウ・メディア・プレイヤーかリアル・
プレイヤーが必要。ダウンロードもできます=案内あり。
http://usatoday.feedroom.com/ifr_main.jsp?st=1093700385468&rf=bm&mp=WMP&wmp=1&rm=0&cpf=true&fr=082804_072527_17d5d2axfea1547642x4f16&rdm=90634.33942676947
★次の記事からもアクセスできます。
http://www.usatoday.com/news/world/iraq/2004-08-27-najaf_x.htm
ナジャフ危機解決の和平措置を受け入れ、廟から去る民兵
Militants leave shrine, accept peace deal to end Najaf fighting
(USAトゥデー)
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☆★War-Weary Iraqis Begin Inspecting Damage
戦いに疲れたイラク人は損害を調べ始める
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AP通信 2004年8月28日
アブドゥル・フセイン・アル・オベイディ(AP記者)
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ap/20040828/ap_on_re_mi_ea/iraq&cid=540&ncid=2100
ナジャフ発: 戦いに疲れたイラク人は28日、米軍戦車と兵士が
崩れそうな停戦を監視するため道路をパトロールしているなかで、聖
都ナジャフ市内の破壊された事務所や商店に戻って、三週間に及ん
だ武力衝突による損害状況を調べている。
市の何十人もの職員が、戦闘の傷跡が生々しい建物の並ぶ道路
を清掃しているが、彼らはここ何週間かで初めて戸外に出た。
シーア派の聖職者サドル師に従う民兵は、27日、イマーム・アリ聖
廟から繰り出して、その鍵をシーア派最高の聖職者(シスタニし)に
渡した。それは彼らが米・イラク合同軍と戦う危機的状況を終わらせ
る和平協定を受け入れたことを象徴する場面となった。
しかし双方は、バグダッドでは武力衝突を続けた。
バグダッド市内でのサドル師の拠点におけるシーア派民兵と米軍
の戦闘は、28日に3人の死者と25人の負傷者を出した−−保健
省の幹部サアド・アル・アミリが発表した。
現場にいたAP通信の記者によると、ハンビー(米軍用車)に乗っ
たアメリカ兵が、拡声器で住民に屋内にいるよう求めながら、騒然と
したサドルシティーの貧困街を通り抜けた。合同軍が「一帯から武装
勢力を掃討中だ」からという。
散発的な銃声が聞こえてきた。
民兵はパトロール中のアメリカ兵に攻撃ライフルとロケット弾で攻
撃してきた、と米軍第1戦闘旅団のブライアン大尉が話した。犠牲者
は報告されなかった。
ゲリラはまた28日にバグダッド東部で激しい迫撃砲攻撃をおこな
い、首都じゅうに響き渡ったその爆発のなかで、2人の市民が死亡、
6人が負傷した。
内務省広報官のアドナン・アブドル・ラーマン大佐は、旧イラク・オリ
ンピック委員会のビル近くで洗車していた2人がその爆発で死んだと
発表した。
それとは別に6人が負傷したとバグダッド小児病院のバシル・モハ
メッドが話した。
目撃者の話では、車が行きかうバグダッドの主要道路であるパレ
スタイン通りで、同じ場所に1時間のあいだに最低4発の迫撃砲弾
が着弾したという。路上では驚いた人々が危険を逃れようと走る姿
が見られた。
アメリカ軍は27日の午後までにナジャフのイマーム・アリ廟および
周辺の旧市街から撤退したが、市内の他の地域にある陣地を維持
している。ナジャフはバグダッドから100マイル(約160キロ)のとこ
ろだ。
シスタニ師の側近であるハミド・アル・ハファフは、27日午後、「今
日はナジャフの住民はよく眠れる」とアルアラビヤTVに話した。
警察のクサイ・モハメッド中尉は、イラク治安部隊が27日、隣接す
るクーファ市のモスクを捜索し、そこで秘密の武器庫を発見したと語
った。
26日にシスタニ師から提案されイラク政府とサドル師が同意した
和平案は、ナジャフとクーファの両市に非武装地帯を宣言するよう
求め、外国の軍隊にはナジャフから撤退して治安を警察に任せるこ
と、そして政府には戦闘で傷ついた人々への補償を要求している。
サドル師に従う数十人の民兵がカラシニコフ銃をサドル事務所の
正面入り口に積み上げたが、まだ他の1000人以上が武装している
と考えられ、一部ではロケット弾発射装置や機関銃を満載した荷車
を押して狭い裏通りを通る姿が見られた。
この和平案はイラクで最高位のシーア派聖職者(シスタニ師)が無
視できない権威を発揮したことを認めるもので、他の和平特使には
できなかったことが彼には可能だったことを証明した。
それはこの都市の管理を暫定政府にゆだね、米軍をレジスタンス
の反撃から解決してやり、サドル師とその民兵には自由に立ち去る
ことを認めるものだった。
しかし、それはサドル師に民兵を存続させることを許してもいた。
彼らは春にもこの地でアメリカ軍と戦い、再び武器を取った。
匿名(とくめい)を条件に話したある米国防総省の高官は、サドル
師の民兵は前回の戦闘中断においても(民兵を)再編し最武装した
ことを理由にあげて、ナジャフにおけるいかなる協定にも慎重になる
と話した。
しかしホワイトハウスは、すべての詳細を知っているわけではない
と警戒しながらも、この協定を歓迎すると述べた。
マクレラン大統領報道官は、「われわれは新たな武力衝突を経る
ことなくアリ廟をとりまく状況を解決する措置を歓迎し、法の支配がイ
ラク全土で適用されると確信させたイラク政府の努力を支持する」と
述べた。
危機的状況は、27日朝にサドル師がモスクの拡声器を通じて声
明を発表し、マフディ軍の戦士に武器を手放し、ナジャフとクーファか
ら去ることを指示した時点で、解決されたように思われた。
シスタニ師の要請を受けて、何千人ものシーア派教徒の巡礼者が
やってきて、注ぎ込むように廟に入り、中にいた民兵たちと入り混じ
った。その後、挑戦的に「ムクタダ、ムクタダ」と唱和する一部の民兵
も含めて、全員が繰り出してきた。
聖廟の扉はその後で閉められ、鍵がシスタニ事務所に届けられ
た。危機を終わらせる象徴的で決定的なステップだった。
警察は旧市街に通じる道路を封鎖し、聖廟から出てくる群衆を探
索した。廟を去るほとんどの者が武器は所持してなかったが、警察
は手榴弾を持っていた4人の民兵を拘束した。
この地域を管轄する第11海兵遠征軍の広報官バトソン大尉は、
米軍は停戦が実行されると確かめるために、現在の陣地を維持す
るだろうと話した。
サドル師支持者が運営していた宗教施設の一つでは、27日、地
のついた毛布におおわれた10人の遺体が発見された。
死体を発見したイラク警察は、彼らは異端者の法廷で裁かれた犠
牲者だと発表した。
しかしサドル師の支持者は、彼らは最近の戦闘における犠牲者だ
と説明した。
AP通信の記者は、一人の初老の女性を含む10人の遺体を目に
した。彼らがどのようにして死んだか即座に判断できなかったが、数
体の遺体には砲弾の破片によるものと思われる大きな傷口があっ
た。
また27日には、シスタニ事務所が、26日にナジャフに向かって行
進していたデモ参加者への攻撃(死者も出た)について、調査をおこ
なうよう要求した。
一方、ファルージャでは、米軍による空襲で住民3人が殺され、6
歳の少女を含む11人が負傷した。ファルージャ総合病院のアブド
ル・ラーマン・アフマド医師が話した。
米軍機が市の産業地区を爆撃し、2人の工場警備員が負傷したと
病院関係者は説明した。
米軍は、トラックの後ろに搭載された対空砲を狙ったものだったと
弁明した。米海兵隊の広報官ジョンソン中佐は、民兵が「われわれ
の飛行機を攻撃しようとしており、われわれはミサイルで応戦した」と
話した。
------------------------------------------------------- --------------------------------------------------------- ※ 情報提供、感想・意見は owner-organizer-news@freeml.com
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正式名称: イラク攻撃に関する世界情勢のニュース
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