現在地 HOME > 掲示板 > 戦争59 > 1507.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
09/17/2004
イラクの「非戦闘地域」に派遣されたニュージーランド軍、密かに撤退へ
The Dominion Post紙2004/09/16付け記事より。
イラクの「非戦闘地域」に派遣されたニュージーランド軍の技術部隊60人強が、イラクから密かに撤退する予定であることが判明している。ニュージーランド軍部はイラクからの撤退について説明を拒んでいるが、早ければ今週中にも撤退は開始される予定であるという。
ニュージーランド軍の技術部隊は、昨年9月からイラクのバスラに派遣されており、今年3月に兵士の交代があったばかり。技術部隊は現地住民への水の供給などの復興作業を主要な任務としているが、イラク国内の治安の悪化により、ここ5週間ほどは作業ができぬまま現地に足止めされた状態であるとのこと。
前ニュージーランド空軍中将キャリー・アダムソンの談話:「わが国の兵士達が無事に帰還するのを誰でも楽しみにしていることだろう。(中略)わが国の兵士は非戦闘員としてイラクに派遣されたが、現在のイラクは望むと望まざるとを問わず、誰もが“戦闘員”なのだ。時間の経過と共に状況は悪化しており、誰も安全を保障できない」
イラク現地では、これまでに二人のニュージーランド政府関係者が負傷しているとのこと。
ところで、ニュージーランド軍の撤退が判明した同じ日に、アナン国連事務総長は「米国主導のイラク戦争は国連憲章に反する違法行為である(US-led invasion of Iraq was an illegal act that contravened the UN charter)」と英BBCに語った。一方、平和憲法を擁するはずの日本国・小泉首相(driven by Bush政権©)は日本のメディアに「日本に調査能力はない。(開戦は)国連憲章にのっとっている」と語っている。はて?調査もなにもせずに戦争を支持したことを自慢し、国連事務総長の代わりに国連憲章の妥当性を判断しようとするとは・・・偉大な日本の将軍様を讃えよ!というわけだ。
かくして、日本の歴史教科書に、新たな項目が追加されることになった。見出しはこんな感じ:「21世紀初頭、日本は米国によるイラク市民の大量虐殺に加担した」代わりに、さほど重要でないページ---例えば、オリンピックに関するページは削除される予定だ。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/