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http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/09/342911.html
09/14/2004
3年経過:アメリカ国民の42%が「フセインは911テロに直接関係している」と回答
Editor & Publisher 2004/09/10付けコラムより。
米Newsweek紙のアメリカ国内最新調査によると、米国民の42%が「サダム・フセインは911テロ実行に直接関係している」と誤解しているとのこと。一方で、フセインと911テロは無関係と回答した人は44%。まさしくアメリカ国民は真っ二つに分かれているわけである。
オンラインで公開され、ペーパーバック版もベストセラーになっている「911テロ調査委員会最終報告書(9/11 Commission Report)」で、キチンと「フセインと911テロは無関係」と発表されているにも関わらず、この状態である。ブッシュ政権とフォックスニュースチャンネルが共同で嘘をばら蒔いた結果、アメリカ国民の知性は深刻なダメージを受けたまま回復していないらしい。
さらに悪いことに、ブッシュ再選チームは今でも911テロ、アルカイダとフセインを結びつける発言を繰り返している。例えば9月10日には、チェイニー副大統領が、オハイオ州でのスピーチの中で、サダム・フセインは「アルカイダに隠れ家と避難所を提供してきた」と発言し、またしても嘘をばらまいている。
偶然にも同じ9月10日、チェイニーの嘘に合わせるように、ラムズフェルド国防長官もまた、ナショナルプレスクラブのスピーチで以下のようなムチャクチャな発言をして嘲笑されている。
「北部同盟のマスード将軍は殺されていたが、彼の暗殺を命令したのはサダム・フセイン、オサマ・ビン・ラディン---タリバンの共謀者だ」
"The leader of the opposition Northern Alliance, Masood, lay dead, his murder ordered by Saddam Hussein, by Osama bin Laden, Taliban's co-conspirator,"
「サダム・フセインが今生きているとしたら、捕まらないよう必死だろう。2001年のビデオ以来姿を見せていないが」
"Saddam Hussein, if he's alive, is spending a whale of a lot of time trying to not get caught. And we've not seen him on a video since 2001,"
アブグレイブ刑務所虐待事件の発覚以降、マスコミ登場を控えている国防長官は、嘘をくりかえしているうちにフセインとビン・ラディンの区別ができなくなってしまったようだ。
ところでチェイニー副大統領は、「今年11月2日に国民が選択を誤れば(ケリーに投票すれば)アメリカは再びテロ攻撃を受けるだろう」と発言している。まさしく「ブッシュに投票するか、さもなくば死ね」と国民を脅迫しているわけだ。なんとわかりやすい恐怖政治体制だろう。
投稿: 01:13 午前 | 固定リンク | トラックバック (0)
09/11/2004
転載者コメント:ラムズフェルドの言葉は重要な事実を示唆しているのかもしれない。
(1)もしも昨年12月のサダム=フセイン逮捕が事実とするならば、国防長官の職にあるものが、自分の「主敵」(それも21年前にわざわざバグダッドまで出向いて会見した!http://www.asyura2.com/bigdata/up1/source/068.jpg)が逮捕されたか否かすら忘れていることになる。彼は、その職責への適性が十分に疑われる。
(2)もしも昨年12月のフセイン逮捕が事実ではなく偽者だとしたならば、ラムズフェルドはポロリと「真相」を暴露してしまったことになる。以前から囁かれていた「フセイン偽者説」を裏書する「証言」となる。
いずれにせよ、看過できる発言ではない。