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またボロを出した!間抜けなスペイン警察:一方で大新聞は「911&311イスラムテロ」大キャンペーン
9月13日付けのエル・ムンド紙(電子版)のニュースです。簡単に内容だけをご紹介します。
今年の4月3日にマドリッド近郊の都市レガネスのアパートで爆死した、3.11の首領格とみなされている「エル・チノ(中国人)」ことジャマル・アーミダン(モロッコ人)が、昨年12月31日にビルバオの飲み屋で、同じモロッコ人の麻薬密売人をピストルで撃っていた。そのピストルは彼が死んだアパートで発見されていたものと一致した。
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『エル・チノは2003年12月にビルバオの麻薬密売人を、レガネスで使用したものと同じピストルで撃っていた』
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/09/14/espana/1095180577.html
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ほんのちょっとだけでも思考能力を持つ人間なら、これがいかに馬鹿馬鹿しい冗談なのか、すぐに分かるでしょう。「アルカイダ」から密命を受けて重大な「テロ事件」を極秘裏に計画するグループの首領格の人間が、事件の2ヶ月ちょっと前に、わざわざ人目に触れる酒場でピストルで同胞の密売人を撃つような行動をすると想像できるでしょうか。しかもアーミダンは、例の「ジプシー少年」の「供述」によると、年が明けてすぐに爆薬の入手と運搬を始めているのです。
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http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/890.html
日時 2004 年 6 月 19 日 09:10:45
「3.11捜査」の鍵を握る16歳の少年:怪しげな「重要証言」(エル・ムンドより)
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/891.html
↑の記事に対する私のコメント
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デッチアゲを自分で宣伝しているようなものですね。日本でも同様の事件が起こったら似たような話が出てくると思いますので、参考にしてください。(日本の警察は優秀だからここまでのドジはしないか。)
当局としては、何とかして「イスラム・テロリストの凶悪さ」を宣伝したいのでしょうね。まあ、また軽がるとそれに乗せられて「やっぱりテロリストは怖い。あんな極悪非道な犯行をしたうえに、そのすぐ前にピストルで人を撃っていたなんて!」などと、わけの分からない『自分の確信』をわめきだす馬鹿はどこの国にもいますからねえ。阿修羅にも近頃なんかチンケな「Mナンタラ」とかいう田吾作が投稿していましたが、こんな馬鹿が悪党を支えるのが「民主主義」とかいうものでしょうか。ブッシュもコイズミも、そりゃ、やりやすいワ。
「捜査」をすればするほどボロを出すようです。今までの最高傑作は何と言っても「爆薬を運んで、使い残しの起爆装置とコーランのテープが中から見つかった白い盗難車のバン」でしょうね。スペイン国会3.11調査委員会での証人喚問での証言では、最初に検分した警察官はその中で何も見つけておらず爆発物専門の犬も全く反応を示さなかった、という無茶苦茶な話になりました。
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http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/648.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 7 月 15 日 07:10:
311「起爆装置発見」の白いバンは発見当時は空っぽだった?!
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ところがその証言の10日後になって(!?)、「もう1台の盗難車」が先のバンのすぐ近くの場所に3ヶ月間も放置されていて、それは警察のミスで盗難先のレンタカー会社に返してしまい中も外もきれいに洗った後になって犯人の遺留品が車内から発見されたため、犯人の指紋も爆発物の臭いも消えてなくなったが、これこそが爆薬を運んだ車に相違ない(!?)、という『新たな事実』(!?)が警察から発表されたのです。
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http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/1023.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 7 月 24 日 17:39:25
「311に使用のもう1台の車」今になって公表!?【お笑い!ミエミエの証拠捏造!】
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この第2の車の「証言者」は、1台目の車が「発見」されたすぐ側に住んでいた住民ですが、どうやら放置後3ヶ月もたって「自分の車の出入りに不自由だ」ということで警察に訴えたようです。でも私の知っているスペイン人で家の前に車を1週間放置されて黙っているような気の長い者はいないのですが。まあ「証言」など、金か催眠術で同にでも作れますからねえ。今回の事件には民間人も駆り出されているようで、列車内での「テロリスト」の「目撃者」にしてもそうですが、例の爆破されたレガネス市のアパートの爆破の瞬間を「偶然に」撮影していたオジサンにしても怪しいものだ。
で、そのニュースを伝える当のエル・ムンドが何をしでかすか、というと、電子版の特集で、9.11と3.11を並べて「二つの類似したありかた」と題する電子版の特集を作っているのです。下のUrlから入っていただきますと、多くの画像入りで「イスラム・テロがいかに恐ろしいか」を見る者に得々と印象付けようとしています。スペイン語が分からない人にはやや見づらいでしょうが。
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(特集)9.11と3.11:二つの類似したありかた
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/graficos/sep/s2/11s11m.html
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また昨日もお知らせしましたように、エル・ムンドはその論説委員の書いた『9.11イスラム・テロ本』を、第1面を大きく割いて大々的に宣伝しています。とにかく『9.11謀略本』を何とかして封じ込めようと必死です。
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http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/1230.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 9 月 14 日 05:48:40
今度は「3.11イスラムテロ」説の本も新たに出版(大手新聞が大々的に宣伝)
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「イスラム・テロは怖い」の大々的なキャンペーンです。これが欧米支配層からこの新聞に与えられた任務なのでしょう。しかしそれにしても、一方で先にご紹介したようなデタラメな「捜査結果」を紙面に出しておいて、その一方でこれですからねえ。よほど読者が読解力ゼロのアホばかりだ、と見くびっているのでしょうか。(アホが多いのは事実ですが。)
もっともスペイン人は新聞など、スポーツ欄(特にサッカーの記事)と芸能・映画欄以外は、ほとんどロクに読みもしないヤツが多いですから、大して影響はされないでしょうね。自宅に配る習慣がなく店頭で買わなければならないことも影響しています。逆に言えばその方が健全かもしれません。日本人みたいに毎日新聞が自宅に配られて中途半端に知っているだけに余計と世論操作に乗りやすい国民よりも、サッカーとワインとセックスのことしか考えずに生きている人間の方が、いざとなったらまともな判断をするかもしれません。