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【ニューヨーク=寺本政司】今月三十日から米民主党の牙城、ニューヨークで開かれる共和党大会を前に、ブッシュ政権に反対する市民団体が全米から続々と現地入りしている。大会前日には、二十五万人が参加する大規模な反戦デモが予定され、市内の緊張感が高まっている。
党大会の会場「マジソンスクエアガーデン」前では二十六日、エイズ患者支援団体の男女九人が全裸で抗議し、市警に逮捕される騒ぎがあった。市内の公園近くではブッシュ政権は貧困問題を放置しているとして、市民ら百人がテントや段ボールでの生活を始めるパフォーマンスも。
フィラデルフィアから参加したグレン・タイラーさん(35)は「イラク戦費の増大で国内の社会福祉や教育がおろそかにされた。貧困撲滅という内なる戦争にもっと目を向けるべきだ」と話す。
このほか、反戦団体や米中枢同時テロで遺族を失った家族、中絶擁護の女性団体、環境保護団体などがそれぞれ抗議行動を予定。
米メディアによると、九月二日までの会期中、予定されているデモや集会は四十人程度の小規模なものを含め、二十九に達し、一九八二年にセントラルパークで五十万人を集めた反核集会にほぼ匹敵するという。
党大会は十一月の米大統領選に向けて現職のブッシュ大統領を共和党の正式候補に指名するためのもので、反対派にとっても格好のアピールの場となる。
九九年に米シアトルの世界貿易機関(WTO)閣僚会議で暴動を主導した過激派グループが繁華街のタイムズスクエア周辺で抗議行動を行うとのうわさもあり、警察隊との衝突や混乱なども懸念されている。
このため、二十五万人が参加する反戦団体「平和と正義のための連合」(UFJP)主催のデモは市内を練り歩く行進のみで、当初の予定にあったセントラルパークでの集会は市当局から認められなかった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20040828/mng_____kok_____004.shtml