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【ソウル=福島恭二】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の外務省報道官は11日、韓国がウラン濃縮実験とプルトニウム抽出実験を行っていた問題について、「明らかに軍事的性格を帯びたもので、米国に操作されていたという疑念を強く抱かされる」と指摘した。
そのうえで「(北朝鮮の核問題をめぐる)6か国協議開催問題と連結させて見ざるをえない」と述べた。
北朝鮮が韓国の核問題と6か国協議を結びつけて公式に言及したのは初めて。日程の調整が難航している第4回協議について、米国への交渉カードにしたい北朝鮮の思惑を示している。
また、外務省報道官は米国について「同盟国に対して核技術を拡散させ、核兵器の開発や保有を黙認しながら、わが国には平和的核活動までなくそうとする二重基準を適用する」などと非難した。核問題の発覚で相互の不信感が高まりつつある米韓関係を揺さぶる思惑とも見られる。
さらに報道官は韓国の核問題について「徹底的に解明され、必要な対策が立てられるべきだ。今後の調査結果を綿密に注視する」と述べた。調査を行う国際原子力機関(IAEA)をけん制するとともに、協議再開までの時間稼ぎの口実にする可能性もある。
(2004/9/11/23:41 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040911i113.htm