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NHK大本営の「歴史は繰り返す」のである。12年前拙著、『湾岸報道に偽りあり』に記録してやった島ゲジ会長の放言を見よ!
まったく同じことが、またしても起きたのである。
湾岸戦争の報道検証番組も、誤魔化しだらけだった。
今度は、どうかな。注目!
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-04.html
『湾岸報道に偽りあり』
隠された十数年来の米軍事計画に迫る
(その04)序章:帝国主義戦争と謀略の構図
立証困難を承知で挑戦したが、意外にも材料続々
[中略]
「健在?」だった「帝国主義戦争」
[中略]
今度の戦争は、すでに何年も前から政治的経済的に始まっていた。背後には最初からアメリカの軍事威嚇があった。ところが、大手のテレビや新聞の報道には、アメリカの陰謀説がほとんど登場しなかった。ごくごく断片的な発言があっただけである。
NHKの報道姿勢に関しては、島ゲジ会長自身が次のように明言している。
「私は国連決議にそって、侵略者はイラクであるというスタンスで報道するよう指示しているんです」(『週刊現代』91・3・9)
これではアメリカの帝国主義的「侵略」政策という言葉が出てくるはずがない。
雑誌にも少なかったが、その原因もまた、前々から準備されていた謀略にある。
「サダムはヒットラーだ!」というユダヤ・ロビー宣伝が先行し、これがまったく根も葉もないことではなかったから、日頃はただちに「アメリカ帝国主義」批判を放つ左派陣営までが萎縮してしまったのである。おりしも、東欧に嵐が吹き荒れ、チャウシェスクがあっさり処刑されたばかり。チャウシェスクと親しかったサダムを擁護すると思われては大変だ、という心理が強力にはたらいて、歴史の現実が見えなくなってしまったのである。
「歴史家としてこれを見ますと、世界の人たちが一瞬にしてリアリズムを失った」「なだれを打って、国連による新秩序とか法の支配を口にする」「憑きものがついたんじゃないか」「みんながそのレトリックに乗った」
『月刊アサヒ』(91・4)における静岡大教授中西輝政の発言である。
[後略]
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