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【TUP速報364号】アラウィ政権の言論弾圧 04年8月22日【報道記者をイラク警察が脅迫】
http://www.asyura2.com/0406/war58/msg/953.html
投稿者 転載バカボン 日時 2004 年 8 月 22 日 12:44:36:kkVgFyCLlyr/.
 

http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/385

TUP速報
件名: [TUP-Bulletin] TUP速報364号 アラウィ政権の言論弾圧 04年8月22日

バグダッド国際空港すら民間機発着禁止にして・・・
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 ムクタダ・アル・サドル師がアル・マフディ軍にイマーム・アリ廟明け渡しを指令しているときに、そのナジャフを米空軍が大規模空爆(24時間で77人の死者)。イラク人の間でサドル師の支持率が高いことを恐れる暫定政権と米軍が、交渉決裂の方向に持ってこうとしたのだと見て、まちがいないようです。 バグダッド国際空港を17日から軍用機以外発着禁止にして、報道陣をナジャフから追い出したアラウィ政権は、残る記者たちを銃砲で脅迫さえしたのです。
 ナジャフに残る記者の報告をお送りします。
                    萩谷 良/TUP
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記者たちはイラク警察に殺すと脅された

スティーヴン・ファーレル(タイムズ特派員)
オーストレリアン紙
2004年8月18日

 米軍がムクタダ・アル・サドル師のマフディ軍との厳しい対峙の状況から抜け出せない聖地ナジャフに残る報道関係者は、 イラク警察から、みな殺すと脅迫されている。

 日曜日[15日]、数回、同市を退去するようにとの、すでに脅迫めいた警告をよこしたあと、アラブ諸国および西欧の記者たちのいる市郊外の シー・ホテルに2台の警察のマークつきの車が乗りつけた。

 制服の警官10人が、ホテルに入って来て、アル・アラビア、ロイター、APの記者に同行を要求した。

 そこにいた記者たちが、その記者たちは今いないと応じたが、警官は、前日、追い出し命令を特別に免除されたアル・アラビアの記者、アハメッド・アル・サラヒーを見つけ出し、逮捕した。

 集まった記者とホテル職員に、制服の警部補が、「我々はこのホテルに対し銃撃を開始する。自分はこのホテルを全部粉砕し、お前たちを皆殺し、ホテルから出ようとする者があれば4人の狙撃者を配置して狙わせる。これはお前たちが自分で引き起こしたことだ」と言った。

 ロビーでのもみ合いのあと、もう一人の警官はホテル職員の一人に銃を突きつけたが、アラブのTV局の記者がそれを取り上げてしまった。

 警官は、アル・アラビアの記者を車に乗せると、300メートルほど走ったところで、警告の銃撃を行った。

 ナジャフからジャーナリストを追い出すという動きは、米海兵隊が、この古い都市とイマーム・アリ廟をいまなお勢力下におくアル・サドルに対し、新生イラク陸軍の支援を得て圧力を強めたときに始まった。

 イヤド・アラウィ首相の政府は、聖廟に損壊があった場合に起こるだろう大混乱に、神経をとがらせており、メディアに対するこの弾圧は、米・イラク軍の作戦で廟に何かがあったとき、政府に不利な評判がたつのをなるべく抑えたいとの意図だろう。

 先週、米海兵隊司令官が「ムクタダの民兵が始めたこの戦闘を終えるために」好戦的な脅迫をしたあと、アラウィ氏は、すぐさま、「廟は、その神聖さを損ねるような攻撃は一切受けないだろう」と、内閣閣僚たちにまで請け合って、イラク人の警戒をゆるめようとした。

 サドル派の数百人の戦士がこの古い都市と墓地に立てこもり、その数は2000人も増え、週末に、米国の防御線を通過して人間の盾となるために集まってきたボランティアの数が膨れ上がるなかでは、どんな軍事作戦も阻まれてしまうだろう。昨日は、人間の盾たちは、金色のドームのモスクの中にある白大理石のタイル張りの 裁判所の周囲を行進し、そこは、反逆のシーア派導師に対する集会のための巨大スタジアムの観を呈した。

 彼らは全員が非武装だったが、もしも今後起こる衝突でマフディ戦士が一人でも死ぬようなことがあれば、銃を執ると強く言っている。

 廟外の街路では、恐れをなしたイラク人たちが家に閉じこもり、ときおり米軍のタンクとマフディ軍ゲリラの間で銃撃戦がある。マフディ軍は、どの通りにも大きな偽装地雷を仕掛けた。普通の市民はめったに家の外に出ない状況だ。

                   (訳 萩谷 良/TUP)
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原文URL:http://news.com.au/common/story_page/0,4057,10478772%5E401,00.html


参照:
・米国:対イスラム広報外交成果なし 米の正しさ強調で (毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0406/war58/msg/894.html
投稿者 彗星 日時 2004 年 8 月 21 日 12:26:28:HZN1pv7x5vK0M

>ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日の講演で、「テロとの戦争」は武力による戦いと同じ程度に「ものの見方の争い」でもあると指摘。米政府は中東地域に「自由選挙、自由市場、報道・表現の自由、労働組合結成の自由」を広げる活動の支援や、アラビア語・ペルシャ語放送局の運営に力を入れていると説明した。

コメント:報道記者たちを脅し、威嚇発砲までするような「警察機構」を持つような暫定政権を作っておいて、この発言に説得力があると思ってるのか?>コンドリーザ=ライス


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