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(回答先: 沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件対策本部 より 投稿者 Kotetu 日時 2004 年 8 月 21 日 23:55:50)
沖縄ニュース - 8月16日(月)10時28分
在沖海兵隊主力不在に 遠征部隊がアフガンへ
【ワシントン15日=本紙駐在・森暢平】キャンプ・ハンセンに駐留する第31海兵遠征部隊(31MEU)の約千人がアフガニスタンへの派遣命令を受け、今週初めにも出発することが15日、米軍当局者の話で分かった。沖縄からはすでに歩兵三個大隊がイラクに派遣されている。31MEUを構成する第三海兵連隊第一大隊(1/3)がアフガンに向かうことで、在沖海兵隊の主力である歩兵四個大隊のすべてが沖縄に不在の異例の事態が生じる。
在沖海兵隊は東アジアの抑止力維持を最大の任務としてきた。しかし、主力がまったく不在になることは海兵隊の沖縄駐留の意義を問われる事態と言え、海兵隊削減論が再浮上する契機になりそうだ。
「1/3」は、6か月ごとの部隊展開計画(UDP)で先月に沖縄に来たばかり。ホワイトビーチに寄港中の強襲揚陸艦「エセックス」や沖縄近海にいる高速輸送艇「ウエストパック」に乗艦して出発するとみられる。
沖縄からは2月、海兵隊約3000人がイラクに派遣され、一部はすでに米本国に帰還したが、沖縄に展開するはずの交代部隊が直接、イラク入りしている。在沖米空軍もイラクに約200人を送っており、来年には派兵規模が800人に拡大する見通し。
31MEUの増派で、在沖米軍のイラク、アフガニスタンへの派兵規模は4000人超となり、約2万6000人の在沖兵力は一時的にせよ大きく減少する。
北朝鮮の核開発をめぐる6カ国協議が進展の兆しをみせ、朝鮮半島での武力行使の可能性が遠のいたとの判断が背景にある。MEUは本来、沿岸部での水陸両用作戦に利用される機動部隊で、アフガンでの治安維持任務に向いていない。(琉球新報)
[8月16日10時28分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000009-ryu-oki