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(回答先: Re: 緊急補足:『9.11 in Plane Site』アメリカ製ヴィデオ 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2004 年 8 月 21 日 07:38:25)
私見では、飛行機燃料の引き起こした火災が崩壊の直接の原因と考えます。
巨大ビルを崩壊させるのには、飛行機だけで十分だと思います。
炎の熱の力は凄まじいものです。
日本の建築基準法でも、もっとも耐火性能の強いランクである「耐火建築物」ですら
@最上階から数えて4階分は1時間耐火
A最上階より5−14階分は2時間耐火
B最上階より15階以上は3時間耐火
です。とても短い。
これはビルの主要構造(柱や梁)に関するもので、端くれの部分はさらに短い。
しかも最近のビルはコンピューターが発達して、
以前のように余裕を持って作られてないとのこと、
いわば計算が正確になったゆえ、キツキツの性能しか持ってないとのことです。
日本でも、単なる普通の火災でも、上層階なら1時間しか持ちませんから、恐ろしい話です。
参考
http://www.konoike.co.jp/news/1999/nr19990615.html
WTCに関しては、当初いわれていたような、床の鉄骨と柱の鉄骨の結合が、脆弱だった
というのは間違いで、コア柱と側柱の座屈が崩壊の直接の原因であるという結論になったようです。
航空機の衝突で、柱を覆っていたアスベスト等の耐火被膜が広範囲に剥がれ落ち、
炎に直接あぶられることになってしまったのが、崩壊の原因という結論とのことです。
飛行機自体の衝突の破壊や衝撃は、ビル崩壊への直接の影響という点では、大した事はなかったらしいです。
中心に衝突したノースタワーでは側柱の6分の1、コア柱の5分の2が破壊されたと推定されていますが、
それでも、まだ十分な耐重余力が残されていたということです。
しかし、柱の鉄骨(タテの鉄骨)の耐火被膜は、衝撃で剥がれ落ち、火にあぶられてしまいました。
剥き出しの鉄骨を、実験的にまともに火であぶった場合、20分で強度が10分の1になってしまうので、
崩壊もうなづけるかなとおもっています。