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米国:
ケネディ議員、テロ監視リストに名前 再三足止め
【ワシントン和田浩明】複数の著名な米連邦議会議員が、「テロ監視リストに名前が載っている」と米国内の空港で再三足止めされていたことが分かった。民主党の大物上院議員、エドワード・ケネディ氏の場合は、リストの運用を監督する国土安全保障省に抗議した後も含め計5回も足止めされ厳重なチェックを受けた。いずれも最終的には搭乗できたが、リストから名前が除外されるまで数週間かかったという。
市民権運動で主導的役割を果たしているジョン・ルイス下院議員(民主党)も20日、同様の経験をしたことを明らかにした。同議員が米メディアに語ったところでは、空港での厳重な身体検査などは数カ月も続いており、国土安保省に抗議したという。
ケネディ議員は19日、01年米同時多発テロ独立調査委員会がまとめた対テロ政策に関する勧告を審議した上院法務委員会で、足止めのエピソードを明かした。
今年4月にボストン行きの便にワシントンから搭乗しようとしたところ、航空会社の職員に搭乗券の発券を拒否され、「理由は説明できない」と言われたという。当初は自分の事務所側の予約ミスだと考えたが、再度同様の事態が発生。スタッフが国土安保省に連絡、リッジ同省長官が謝罪の電話をかけてきたが、その後も足止めが起きた。
ケネディ議員は同委員会で「米議会議員ですらこんな目に遭うなら、一般人はどう対処すればいいのか」と質問。ハッチンソン国土安保省次官(国境・運輸保安担当)は、同省の苦情処理担当部署に連絡し監視対象でないことが確認されれば、搭乗拒否はなくなると説明した。
毎日新聞 2004年8月21日 10時04分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20040821k0000e030010000c.html