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イラク:
陸自攻撃を警告 サマワのサドル師民兵組織
イラク南部サマワ近郊で17日、警察の検問所付近に迫撃弾を撃ち込んだとして拘束された武装グループ4人が、サマワ地域に駐留する自衛隊やオランダ軍に対し「占領軍であり、即時撤退しなければ攻撃する」と警告するビデオ声明を持っていたことが19日分かった。
複数の地元警察当局者が明らかにしたところによると、4人はイスラム教シーア派の対米強硬指導者サドル師の民兵組織マフディ軍メンバー。警察当局は、このビデオ映像をこの中の1人の自宅から押収した。アラビア語の衛星テレビ局などに映像を持ち込むことを計画していた可能性もある。
ビデオには覆面の男6人が映っており、うち2人は対戦車ロケット砲などを携帯、別の1人がオランダ軍を「占領軍の一部」、自衛隊については占領当局への協力者と批判する声明を読み上げていた。ルメイサのオランダ軍宿営地や警察署の映像もあった。
(サマワ共同)
毎日新聞 2004年8月20日 10時38分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040820k0000e030025000c.html