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(回答先: Re: わかることは極めて危険な物を扱っているということだけだ。神浦さん 投稿者 たけ(tk) 日時 2004 年 8 月 18 日 20:22:50)
説明不足のはしょり過ぎで、誤解を招いたようです。失礼しました。
>そういう読み方ではなくて、通常のこのタイプのヘリの事故では考えられないような荷物を積んでいた、と読むべきでしょう。
>「極めて危険な物である」ことをしめす「オレンジ色の袋に入っ」た箱を防護服で運んでいる写真を見て驚いた、ということが問題です。通常では考えられない危険なものを運んでいた、ということです。
通常のものではない危険物が搭載されていたと推定すること自体は問題ないのです。文中に「劣化ウラン弾」という用語を入れているところが、軍事アナリストとしては、あまりにもお粗末だということです。
燃料に危険なものが使われていた可能性もありますし、化学兵器などを搭載していた可能性もあるわけで、さらには小型核砲弾の可能性だってあります。
(韓国に核砲弾使用可能部隊が駐屯していて、沖縄で訓練実績有り。203mm榴弾砲)
ですから非爆発性の「劣化ウラン弾」の可能性は、それら危険物?の極々一分でしかないわけです。ことさら、それだけピックアップするのは軍事評論家?としてはお粗末と言いたい訳です。あの映像から「劣化ウラン弾」だけを想定するのはおかしいとしか言いようがありません。
また、米国本土でも、劣化ウラン弾は、他の砲弾に比し特別な取扱規定はないようです。
実戦使用されたイラクでもアパッチの搭乗員も、戦車搭乗員も防護服を着ていませんし、歩兵も劣化ウラン弾使用地域(事実上イラク全土)での放射線防護服着用は義務付けられていないようです。現に、防護服なしに歩き回っていることはご承知のとおり。
上記程度は、ミリタリマニアのキリの小生でも知っていることですから、軍事評論家なら当然に知っているべきことです。
>ところで普天間のヘリ墜落事故だが、墜落した機体がCHー53Dと聞いて驚いた。あの旧式な D型が現役であったからだ。調べてみると、D型は30年以上前の機体ではないか。E型でさえも 30年前(86年頃)に配備されている。
ヘリコプターでは、その前の世代のボーイング・バートルが、自衛隊や海上保安庁で現役ですし、プロペラ機なら対潜哨戒機P3Cや輸送機C-130も、CH53Dより古い世代です。F4戦闘機もF15の二番手として実戦配備されて三沢や小松などで毎日飛行訓練してます。
航空機は、車の車検と違って、劣化した部品はどんどん交換され、10年もすれば元の部品はないというくらいに入れ替わります。古い設計だから機体が古い(劣化している)とは必ずしも言えないのです。
これも、軍事評論家なら、当然に知っていなければなりません。
>おそらくD型はパラシュートの降下訓練ぐらいにしか使えないのではないか。そんな古い機体を市街地に囲まれた普天間基地で使う米軍の感覚が信じられない。
軍事評論家ならば、次期のE型があるのに、何故D型も実践配備されているのかを説明してなければ、上記コメントも乱暴な評論です。なぜ古いタイプだからパラシュート訓練にしか使えないのか、説明になっていません。
まとまりなくて申し訳ないですが、上記のようなことを言いたかったのです。