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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040819k0000m030026000c.html
米国:兵役の延長強制は憲法違反 予備役が提訴
【ロサンゼルス國枝すみれ】米カリフォルニア州サンフランシスコ近郊の予備役が17日、兵役期間が過ぎた兵士に兵役延長を強制できる「ストップ・ロス命令」は憲法違反と主張し、ラムズフェルド国防長官ら軍関係者を相手取って裁判を起こした。
ストップ・ロス命令に対する訴訟は初めて。イラク戦争開始後、兵役期間が満了した予備役など4万人が、同命令により軍を離れることを許されず、兵役延長を命ぜられている。
同州の連邦地裁に提出された訴状によれば、原告の男性は、海兵隊、陸軍に計9年勤め、イラク戦争に従軍した。イラクから帰国した昨年12月、州兵(予備役)として1年間勤務する契約を結んだが、今年7月、予備役として招集されイラクに派兵されること、ストップ・ロス命令により兵役が2年間延長されることを告げられた。
原告は「兵士の意思に反して兵役延長を命じ、行動の自由を制限することは憲法に反する」と主張している。
マイケル・ソーゲン弁護士は提訴後に発表した声明で、「兵役期間は契約によるもの。義務を終えた者を無理やり引き留めることはやめるべきだ。(彼らには)家族の元に帰る権利がある」と述べ、同命令を「裏口徴兵制度」と批判した。
毎日新聞 2004年8月18日 19時30分