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(回答先: Re: 血の滴る石油はいらないわ!! 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 8 月 13 日 23:39:21)
長壁さん
僭越ですが、あなたは勢いにまかせてものを言うから「あんこ」投稿者につけこまれるのだと思います。現代の日本で石油を消費しないような生活が事実上不可能であることを考えれば、この議論は本来意味がありません。ただ「血の滴る石油などいらないわ」などと大見得を切るからいいように揚げ足をとられるのです。
イラク戦争の話に戻りますが、「もっと敵を殺してください」などというようなものの言い方も同じです。私も侵略者に対して(イスラエル・米国に操られていない)イラクの人民が抵抗することには心情的には同情します。殺し合いになることも必定でしょう。その場合はイラクの民衆が死ぬよりは米軍に死んで欲しいと思います。でもそれを「もっと敵を殺してください。」などと信じられないような露骨な言い方で語るのは、非常な抵抗があります。何かよその国の話だと思って、というより貴方の近所が戦争にならないことははっきり分かっている上で言っている、無責任な言葉のように聞こえるからです。イラクの大衆の中には、「とにかく戦いはやめて欲しい、自分の街に銃弾が飛び交い、砲弾が降り注ぐような状態だけは終わって欲しい。自分の家族・子供からこれ以上犠牲者を出したくない。」と思っている人々も沢山いるはずです。そういう人に対する配慮が全く欠如しているからです。加えて言えば市民権をちらつかされていやいや動員された、少数民族の若者が米軍の中に多数存在していることを考えれば、彼らだって一種の犠牲者だと思うからです。
「もっと敵を殺してください」という言葉から想像されるのは非常に荒涼・殺伐とした心象風景です。正常な神経の持ち主であれば「とにかく殺し合いはやめよう」が第一に心に浮かぶ想念であるべきです。憲法9条の精神だってまさにこれだったはずです。
違いますか?