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(回答先: LAタイムズの記事 負傷者は2万5千人に訂正 投稿者 草の根 日時 2004 年 8 月 17 日 12:23:03)
【ワシントン=伊藤俊行】米国防総省高官は16日、記者団に対し、ブッシュ大統領が同日に発表した米軍再編計画に関し、米軍の移動、再配置を検討するにあたって、生活施設を併設する主要な在外基地の新設ではなく、<1>有事にいつでも使用できる前方展開の拠点となる同盟国施設<2>訓練などで適宜使用できる施設――を確保し、大規模な駐留を減らしても、米本土からの展開能力を維持できるようにする考えを示した。
同高官は、ドイツ駐留米軍について、「重量部隊の2個師団(約2万人規模)が米本土に戻る一方で、1個ストライカー(軽量で空輸が容易な装甲車)大隊が新たに配備される。ドイツの同盟国としての重要性は減じない」と強調した。
グアムの米軍基地は、B52、B2爆撃機、3隻目の原子力潜水艦を配備し、既に強化が進められていると指摘した。
同高官はまた、「同盟国との正式協議はこれからで、まだ現在進行中の問題だ。同盟国とは緊密に連絡をとっている。(大統領の発表によって)詳細について交渉を始める時期が来たということだ」として、6万―7万人規模での在外米軍削減をどの地域から、いつの時期に行うかは、今後、関係国と話し合っていくと述べた。
関係国との調整が未了の段階で計画の概略を発表した理由については、「実現には時間がかかる。兵士にも同盟国にも、準備が必要で、再編の基本的考え方を示すのに良い時期だと判断したからだ」と説明、「規模ではなく能力の観点から再編を検討している」と繰り返し強調した。
(2004/8/17/10:33 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040817i202.htm