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イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2004年 8月16日 月曜日
[飛耳長目録]
☆ナジャフで戦闘再開/イマーム・アリ廟に米軍接近
アルジャジーラ 8月15日 英字報道から訳
☆和平交渉打ち切りはアラウィ首相の指示
ナジャフ擁護: 各地からバスや徒歩で1万人
ガルフ・ニュース (AP) 英字報道から訳
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☆★Fighting in Najaf resumes
ナジャフで戦闘再開/米軍がイマーム・アリ聖廟に接近
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アルジャジーラ 8月15日 20:42 Makka Time
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/C85B5412-592D-4D20-A896-66E2B96B9056.htm
イラク暫定政府とシーア派指導者サドル師民兵との和平交渉が崩
壊したあと、イラクの都市ナジャフで深刻な武力衝突が再開した。
アメリカが任命したイラク政府がマフディ軍民兵への攻勢再開を
明言したことで、まさにその15日、迫撃砲と戦車砲による砲撃音
が、機関銃の音に中断されながら、長い歴史をもつナジャフの心臓
部に反響した。
15日(日曜)には、イラク警察はライフル銃を振り回して、ジャー
ナリストが市内を立ち去らなければ逮捕すると脅し、報道管制を押
しつけるのだという懸念を引き起こした。
ナジャフにいる情報提供者はアルジャジーラの取材に、米軍とイ
ラク軍は激しい銃撃と迫撃砲攻撃のなかを、旧市内および北部の
墓地にむけて別々の方角から進撃してきたと話した。
イマーム・アリ聖廟の北にある広大な墓地の方角から煙が立ち昇
った。この廟はイスラムの最も神聖な寺院の一つで、外国軍に対し
て春に蜂起して以降、民兵の拠点の一つになってきた。
米軍戦車部隊は、旧市内にむけて進撃した重装備の米海兵隊を
伴って、この廟から200メートルの地点に停止している。
新たな戦闘が始まったとき、サドル師のスポークスマンであるアフ
マド・シャイバニは、聖職者の要求でナジャフからの米軍撤退を求
める新しい交渉を提案した。
◆バグダッドでは
新たな武力行使はバグダッドでの国民大会議開催に怒りの抗議
を誘発した。アラウィ首相とカジ国連使節による開会演説のあと、何
十人もの代表が席を立って叫んだ。「空襲と砲撃が続いているかぎ
り、われわれは会議を開くことはできない」と。
会議はそれ自体が暴力の標的にされた。
休会のあいだには、複数の迫撃砲弾が会場をとりまく厳重警護の
政府施設に撃ちこまれ、主催者が窓から離れるよう参加者に叫ん
でいるとき建物を揺るがした。
会議期間は昼間も外出禁止令が出されているハイファ通りに迫撃
砲が着弾したとき、2人が死亡し、17人が負傷した。
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☆★Allawi government must step down, says Al Sadr
サドル師、「アラウィ政府は退陣すべきだ」
ナジャフ攻撃に抗議し、バグダッドなどから1万人集まる
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ガルフ・ニュース 8月15日
http://www.gulf-news.com/Articles/Region2.asp?ArticleID=129029
ナジャフ発、AP通信: シーア派の指導者サドル師は昨日、イラク
国民はアメリカに後押しされたアラウィの行政管理政府に退陣を求
め、彼自身はアメリカの占領のもとではいかなるポストにも就くつも
りはないと強調した。
「占領軍に任命されたイラク政府の退陣は国民の要求だ。国民は
政府を拒否しており、したがって、私が彼らを代弁するからには、私
にもその政府を拒否する義務がある・・・私は国民の一員だ」−−
反乱を起こしている聖職者は、カタールに本拠を置くアルジャジーラ
のニュース番組で語った。
サドル師とのインタビューの抜粋を放送したアルジャジーラは、ル
バイエ国家安全保障補佐官が聖都ナジャフでの停戦交渉が決裂し
たと発表する前に、このシーア派指導者の発言がなされたたと紹
介した。
サドル師は、「ナジャフへの戦争」が仕掛けられたのは、彼がイラ
ク国民の権利を擁護して公共事業の回復を求めたからであり、また
彼が日曜日の国民大会議への参加を拒否したからだと説明した。
「私が参加に同意したら、国民の権利は抑圧されないだろうか?
そんなことはないだろう。彼らは私を攻撃目標にしているのではな
く、シーア派教徒を攻撃目標にしているのだ」と彼は話した。
「しかし、そんなことは認められない。私は占領が続くかぎり、その
もとでのいかなる要職も得るつもりはない。占領下ではどんな政治
もありえない。占領下に自由はなく、占領下に民主主義はない」とサ
ドル師は言った。
「占領軍を追い出そう・・・(アメリカは多国籍軍がいなければ内戦
になるというが)内戦など起こることはない」と彼は指摘した。
一方、何千人ものデモ隊が昨日、ナジャフにどこからともなく集ま
って、アメリカ軍と戦っているシーア派民兵への支持を表明した。
約1万人のデモ参加者は、ある者はバスに乗って、別の者は徒歩
でナジャフにやってきて、民兵に対する彼らの連帯感を示し、ナジャ
フを守るための人間の盾となって行動した。
イラク南部の都市アマラやナシリーヤからと同様に、遠くバグダッ
ドからも多くのデモ参加者が到着し、暫定政府の退陣とナジャフ攻
撃の集結を要求した。
9日間の戦闘のあと、両陣営が危機を終わらせる交渉中の停戦
合意を尊重したので、金曜日(13日)の市内はほとんど静かになっ
た。
一方、サドル師のスポークスマンは、アラウィ首相がナジャフでの
戦闘集結の努力をぶち壊しにしたと非難し、聖都で「大虐殺」をおこ
なおうとするいかなる「陰謀」も許さないと警告した。
「われわれはあらゆる点でルバイエと合意していた」とアリ・スメイ
シンがアルジャジーラTVに語った。「そのあとになって、暫定首相の
アラウィが交渉を打ち切り、ルバイエをバグダッドに呼び戻した。ア
メリカ軍は今、2方向からナジャフに入ろうとしている」と彼は指摘し
た。
「私はルバイエに呼びかける。一人のイスラム教徒として、一人の
アラブ人として、そして一人の人間として、歴史のために真実を語り
たまえ。なぜ、和平交渉はわれわれがすべてに合意したあとになっ
て、失敗に終わったのか? 彼は相当な圧力を受けている」。
スメイシンは次のように警告した。「これはイラクで大虐殺をおこな
うための陰謀であり、その標的はサドル支持者ではなく、占領を拒
否する者すべてである。植民地化を拒否する者は誰でもだ」。
昨日早く、ルバイエはこう言った−−「ナジャフに平和的解決をも
たらすためになされている努力が失敗に終わったと宣言しなければ
ならず、私は深い悲しみにうちひしがれている」。
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