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スペイン与党、米国と国民党を「スペインを貧窮させた」と非難
8月14日付のエル・ムンド紙(電子版)によりますと、スペイン与党である社会労働者党は、最近の1バーレル44ドルにのぼる原油値上がりの原因となっているイラク情勢に関連して、アメリカと旧スペイン政府(アスナール政権)与党であったスペイン国民党が「わが国を情け容赦なく貧窮に追いやった」と、その責任を厳しく非難しています。
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社労党、米国と国民党を、イラク戦争によってスペインを情け容赦なく貧窮させた、と非難
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/08/14/espana/1092491264.html
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スペインはEU内でも消費者物価が前年比3.2%(カタルーニャは3.8%)と非常に高いインフレ率に悩んでいますが、最近の原油価格高騰で、本来なら大安売り期間の8月にかなり下がるはずの物価が下がらない危険性もあります。石油が1滴も取れないスペインでは原油価格は物価変動の最大の要因の一つで、もしこのまま高止まりしてしまうと経済は確かに大変な打撃を受けることになります。
社労党としては経済政策の失敗があってもアメリカと国民党に責任をなすりつけようというハラが無いわけではないのでしょうが、スペイン程度のあまり経済基盤のしっかりしていない中堅国では原油高騰が死活問題となることは事実です。
それにしても同様に石油の取れないイタリアでベルルスコーニ与党は何も言いませんね。まあ言うわけ無いか。そもそもベルルスコーニ政権を支えている連中は原油が少々値上がりしても屁とも思わないばかりか高騰のツケを貧乏人に押し付けて自分らはよりボロ儲けする連中ですから。小泉与党は?考えるだけ無駄のようです。どんなにひどい目に遭っても文句も言わずに(言えずに)働き続ける奴隷国民が支えていますから。