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イラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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２００４年 ８月１３日 金曜日
［飛耳長目録］
☆ナジャフ攻撃に抗議、政府高官・州副知事が辞任
アルジャジーラ ８月１３日 英字報道から訳
☆イスラム法学者協会、米軍への協力を禁じる
アルジャジーラ ８月１２日 英字報道から部分訳
☆新たな戦争犯罪： 米軍が病院を接収、市民は近づけず
ニュー・スタンダード ８月１１日 英字報道から部分訳
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☆★Iraqi officials resign over US 'aggression'
イラク政府関係者、米軍「侵攻」に抗議し辞任
アルジャジーラ ８月１３日 金曜 1:18 Makka Time
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http://english.aljazeera.net/NR/exeres/1F23D255-09D1-446C-AFE7-77B04D757BE1.htm
暫定政府内で働いている数人のイラク人高官が、米軍のナジャフ
およびクートへの攻撃に抗議して辞任した。
これと別に、ナジャフ州評議会では３０人の議員のうち１６人が、
米軍のナジャフ攻撃に抗議して辞任した。サドル派のマフディ軍と
米占領軍の戦闘は８日目に入ったときだ。
「われわれは、米軍のナジャフへの爆撃と性急な侵攻作戦によっ
て、ナジャフとイラク全土で引き起こされている事態に抗議して、辞
任することを決意した」 と評議会は記者発表のなかで述べた。
州評議会の辞任は、米軍のナジャフ攻撃に抗議してナジャフの副
知事が辞任した数時間後に発表された。
ジャウダト・カダム・ナジム・アル・クライシ副知事は１１日朝、「私
はこの神聖な都市に対して米軍テロリストがおこなっている全作戦
行動を非難し、私の職を辞す」と述べた。
１１日夕方には、イラク内務相の部族問題担当局長がアルジャジ
ーラを通じて辞任を発表し、「ナジャフにおける米軍の野蛮な侵攻と
大虐殺」に忠誠を尽くすような暫定政府とは、もはや、これ以上、い
っしょに働くことはできないと語った。
マリド・アブダル・ハサン少将は、「私はこの国の一部であり、この
国民の一人である。私の同胞である部族の男たちは、今、ナジャフ
とサドルシティーで戦っている」と語った。
◆バスラの脅し
一方、行政管理担当のバスラ副知事サラム・アウデ・アル・マリキ
ーは、もし１０００人のイラク人警察と特殊治安部隊をナジャフに派
遣するという自分の提案が暫定政府のアラウィ首相に拒否されるな
ら、サドルの戦いに公然と合流するだろうと警告した。
バスラのイラク人警備隊の一部は、もしマリキーの提案が拒否さ
れるなら、ためらうことなくサドル派民兵に参加するつもりだとさえ
言った。
マリキーは、もし米占領軍がナジャフの至聖所を攻撃したなら、バ
スラが戦場になるだろうと警告した。「バスラはもう一つのナジャフに
なるであろう」と彼は述べた。
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☆★Condemnation of Najaf assault
ナジャフ攻撃への非難 （部分訳）
アルジャジーラ ８月１２日 23:30 Makka Time
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http://english.aljazeera.net/NR/exeres/4BAF409C-2505-4B6E-88AD-AC38F7E31F5B.htm
イラクのスンニ派モスリムのなかで最高権威を持つイスラム法学
者協会は、いかなるイスラム教徒も同胞モスリムと戦うために占領
軍を助けることは禁じられると述べたファトワ（宗教令）を出した。
法学者協会はイラク人警察と警備部隊（イラク軍）に警告する声明
を発表し、もし彼らがナジャフの同胞と敵対する占領者の側に立ち
続けるなら、彼らは憎まれるであろうと述べた。
赤十字国際委員会は、現在も続くイラク人戦士と米占領軍との戦
闘のなかで、イラク人の犠牲が増加していることに関心を表明する
声明を発表した。
声明は、交戦中の勢力に、負傷した住民のために病院への安全
な通行を確保するよう要請した。
同委員会は緊急に必要とされる救援をおこなう用意があると述べ
た。
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☆★More Reports of U.S. War Crimes in Najaf
as Major Assault Looms
ナジャフ： 大攻勢が迫るなか米軍の更なる戦争犯罪
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ニュー・スタンダード ８月１１日 by Chris Shumway
http://newstandardnews.net/content/?action=show_item&itemid=811
ナジャフにいるサドル師のマフディ軍戦士に対して米軍が大規模
攻勢を準備していると伝えられるなかで、ナジャフ市における保健
行政の最高責任者ファラハ・アル・マハニは１１日、治安状況の悪化
が現地の保健行政に「まったくの破滅状態」を引き起こしていると指
摘した。
マハニの声明およびナジャフの医療関係者のコメントは、両陣営
の部隊が戦いのさなかにある都市で戦争犯罪を犯しているようだと
暗示するものだ。
マハニは、「戦闘中の勢力によって、救急車は負傷した人々のもと
に駆けつけることを妨げられている」とＡＰ通信に話した。「われわれ
のスタッフも彼らのいる病院に行けないでいる。われわれは麻痺さ
せられている」。
マハニはまた、戦闘で彼の部下１８人が負傷したと話した、とＡＰ
通信が報道した。彼はナジャフでの一般市民の犠牲者数を、１０日
夜時点で、死亡者２５人、負傷者１４６人だとした。
クリスチャン・サイエンス・モニターは、先週、ナジャフのハキム病
院医師が、市内で最も設備の整った病院は米軍に接収され、作戦
基地にされて市民の立ち入りが禁止されたと語った、と報道した。
民間病院を戦闘作戦に使用すること、そして救急施設への民間人
の出入りを禁止することは、ジュネーブ条約（第４条約）で厳しく禁じ
られていることであり、アメリカ合衆国もこの条約に署名している。
米軍はまた、ナジャフの一般市民居住地区にも無差別に機関銃と
ロケット弾を発射しているようだ。
米海兵隊のデイビッド・ホラハン少佐は、１１日、「われわれは今そ
こらじゅうをパトロールし、ヘリコプターを飛ばしているところで、何か
良くないものを見つけたら噴き飛ばすんだ（爆破するんだ）」とＡＰ通
信に話した。 （以下、略）
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正式名称： イラク攻撃に関する世界情勢のニュース
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。