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イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2004年 8月11日 水曜日
[飛耳長目録]
☆バグダッドで爆発、ナジャフの武力衝突は激化
アルジャジーラ 8月10日 英字報道から訳
☆バスラなどイラク南部地域でも緊張高まる
ミドルイースト・オンライン 8月10日付から訳
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☆★Blast in Baghdad; Najaf clashes rage
バグダッドで爆発、ナジャフの武力衝突は激化
☆★Occupation HQ attacked in central Baghdad
バグダッド中心部で占領中枢に攻撃
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アルジャジーラ 8月10日 9:34 Makka Time
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/69AC8061-3B3E-47FF-97DA-9B7F1CBF8995.htm
アルジャジーラ 8月10日 23:44 Makka Time
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/69AC8061-3B3E-47FF-97DA-9B7F1CBF8995.htm
サドルシティーとナジャフでマフディ軍と外国軍隊とのあいだに激し
い戦闘が続いているなか、アメリカ占領軍の車列を狙った爆弾がバ
グダッドで破裂した。
道端に仕掛けられた爆弾は、明確に米軍車列を狙ったもので、1
0日の早朝、バグダッド中心部にある外国人宿泊ホテル近くで爆発
したが、イラク警察は犠牲者はでていないと発表した。爆発の直後、
その地域から柱のような煙が立ちのぼった。イラクの首都でよく標
的にされる、パレスチナ・ホテルおよびシェラトン・ホテルから遠くな
い大通りでのできごとである。
ロケット弾と迫撃砲弾は、バグダッドにあるアメリカ占領軍の司令
部を直撃した。東部ルスタミヤ地区からの報告では、アルジャジーラ
の情報源が、10日の攻撃は文化省への攻撃と同じ時刻に起こった
と伝えてきた。
9日(月曜)夜間には、アルジャジーラ特派員の報告によると、戦
士たちがグリーン・ゾーンの施設を狙ってバグダッド中心部で数十
発の迫撃砲とロケット弾を発射した。暫定イラク政府とアメリカおよ
びイギリス大使館が集中する地域である。
◆攻撃が増える
この1週間、戦士たちはバグダッドでの迫撃砲とロケット弾による
攻撃を一段と増やした。
サドルシティ街の方角からの一連の強い爆発音は、10日早朝の
バグダッドでも聞くことができた。
爆発音のすぐあと、午前7時頃、米軍ヘリがサドルシティ上空を飛
行した。そこはシーア派の指導者サドル師の支持者とアメリカ軍が
激しく戦闘し、多くの死者を出したあと、9日に夜間外出禁止令が出
されたところだ。
ナジャフでは、10日に新たな戦闘が勃発し、サドル師に忠誠を誓
うマフディ軍戦士が固守する師の中心部からは爆発と銃撃音が聞こ
えた。
先週木曜日(5日)から米海兵隊と戦闘を続けている戦士の避難
所となっている市内の古代墓地近くから煙があがったとき、米軍機
が頭上を飛行していたと目撃者が証言した。
武力衝突は、断続的な銃声が続いた夜があけて、ちょうど午前8
時すぎに勃発した。
◆全面攻勢か?
アメリカ軍はイラク人住民に、マフディ軍戦士との戦闘が激しかっ
た地域からただちに疎開するよう呼びかけ、米軍の全面攻勢の可
能性を高めている。
軍用車ハンビーに乗った兵士は、ナジャフ市内に入り、戦闘地域
から立ち去るよう拡声器で市民に勧告した。
一方、サドル師に近いナジャフのスポークスマン役であるアハマ
ド・アル・シバニ師は、占領軍との停戦は存在しないとアルジャジー
ラに語った。戦闘は続いていると彼は言った。
しかし、彼は、戦士は停戦してすぐに市内での流血が止むことを
期待している、と話した。「われわれは平和的ないかなる措置にも備
えている」と。
「しかし、月曜日に知事から提案されたような、憎しみと妬み(ねた
み)に満ちた偽りの停戦ならわれわれは受け入れない」。
◆軍の配備状況
シバニ師は『ナジャフの軍事地図』と呼ぶものを引き寄せて、市内
は東部、西部、南部をマフディ軍が掌握していると話した。カルバラ
に通じる北部は米軍とイラク政府軍の掌握下にあり、北部のワディ・
アル・サラム墓地で武力衝突が続いているのはそのためだ、とシバ
ニ師は説明した。
彼は次のように語った−−「墓地は今もマフディ軍の掌握下にあ
る。われわれは多くの報道陣とカメラマンを9日、この地域に案内
し、墓地がマフディ軍の掌握下にあることを示した」。
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☆★Clashes continue in Najaf, Baghdad
ナジャフとバグダッドで衝突が続く
バスラなどイラク南部地域でも緊張高まる
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ミドルイースト・オンライン 8月10日 By Patrick Kamenka
http://www.middle-east-online.com/english/iraq/?id=10908
ナジャフ発: 10日、米軍はナジャフの戦闘地域から疎開するよう
市民に勧告した。6日目に入ったシーア派民兵との武力衝突は南部
イラクの産油地帯で石油生産の停止をもたらし、世界の石油価格を
急騰させた。
ハンビーに乗った米軍兵士は、シーア派の都市(ナジャフ)中心部
に入り、拡声器を使って、市民にはただちに戦闘地域から避難し、
民兵には立ち去るよう呼びかけた。
住民は米軍が大規模な避難を呼びかけるのは初めてのことだと
話し、シーア派イスラム教徒の聖地であるイマーム・アリ廟と古代墓
地にある、サドル派マフディ軍の拠点に大攻勢をかけるのではない
かと危惧しているという。
広大な墓地にある陣地に大砲と戦車砲の砲弾が着弾した。月曜
日にはイラク政府軍に支援された米海兵隊によって激しい爆撃がお
こなわれた現場である。
イマーム・アリ廟近くから柱状の濃い煙があがり、頭上を米軍ヘリ
が飛行するもとで、トラックに乗ったイラク警察がその地域に向かっ
ているのが目撃された。
米軍高官は9日、民兵を攻撃するために、米海兵隊がアリ廟に入
る許可を得たと話した。米軍スポークスマンは、「われわれは廟を尊
重しており、いかなる行為も知事の指導と命令にもとづくものであ
る」と述べた。
9日には、サドルは、「私の血の最後の一滴が流れ出るまでナジャ
フを防衛する」ために戦うと断言し、武器を捨てて市から立ち去るよ
う求めたアラウィ暫定首相の呼びかけを拒否した。
その後、ブッシュ米大統領はポーランド首相の訪問に際して、「ナ
ジャフ鎮圧作戦はかなりウマク進んでいる」と発言した。ポーランド
は「治安状況が悪化させられた」と軍が述べるなかで、ナジャフ州の
治安権限を放棄し米軍に委ねた。
サドルのバグダッドでの拠点サドルシティーでは、10日早朝、武
力衝突が3時間半におよんだ。米軍パトロールが貧困街を車で通
過しているとき、繰り返し攻撃を受けたものだ。
米軍広報担当はイラク人に犠牲者が出たが、米軍兵士の負傷も
装備の損害もなかったと発表した。散発的な銃撃と迫撃砲が午前
中遅くまでサドルシティで爆発し続けた。
商店は板でおおいをし、主要道路は武装民兵が移動するために
交通が遮断された。サドル支持者と米軍の間で激しい戦闘があり、
多くの死者を出したため、夜間外出禁止令は公式には10日午前8
時まで課せられていた。
保健省は、10日朝までの24時間にバグダッドでは12人の死亡と
127人の負傷が報告され、その大部分がサドルシティの病院に収
容されたと発表した。
南部の港街バスラでは、主要石油施設に対して、サドルの側近少
なくとも2人から公開された脅しがあり、国有の南部石油企業の当
局者が9日、「安全上の理由」から原油汲み出しを停止すると発表し
た。
北部の主要産油地域からトルコへのパイプラインが先週攻撃を受
けてからは、南部イラクの産油地帯がイラクの原油輸出の唯一の
供給源となっている。石油輸出の停止は、ニューヨークの原油価格
を最高記録に押し上げた。
サドル支持者が、(ナジャフから米軍が撤退しないと)、バスラを
「第二のナジャフ」にすると断言したとき、反乱勢力との武力衝突で
9日にイギリス兵1人が死亡した。
保健省は、10日朝までの24時間に、アマラにおけるマフディ軍と
の衝突で2人が死亡し、6人が負傷したと発表した。
クートの北西では、ウクライナ軍の車列がヌマニヤ地区を通行す
るさい、道端に仕掛けられた爆弾が爆発し、民間人3人が負傷し、
そのうちの1人は重傷だと地元警察署長のアリ・ジャッバル・カディ
ム大佐が発表した。
バグダッドの南にあるクートは、4月に米軍とイラク警察が奪還す
る前、春にはサドル師派に掌握されたところだ。
イギリス軍はバスラ市内へのパトロールを実施しておらず、イラク
警察が市を完全に掌握していると考えている。
ファルージャではイラク人警備部隊の将校がパトロール中に銃撃
されて死亡し、武力行使は他の地域でも続いていると警察と医師が
指摘した。
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