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北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の参加国である韓国・北朝鮮と米国の3か国の関係者は10日夕(現地時間)、米ニューヨーク・マンハッタンで会合を行った。
この日の会合には韓国の韓昇洲(ハン・スンジュ)駐米大使、北朝鮮の李根(リ・グン)外務省米州局副局長(6か国協議次席代表)、米国のミッチェル・リース国務省政策室長とジョゼフ・デトラニ対北朝鮮交渉特使らが出席し、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官、ウィリアム・ペリー前国防長官らも同席したと伝えられた。
ニューヨークの外交消息筋は「この日の会合で、北朝鮮は6か国協議に引き続き参加するというメッセージを伝え、米国も対北核問題に柔軟な姿勢でもって臨む方針を表明した」とし、「晩餐会では3か国の関係者が、互いに率直に質問するなど、深い話し合いが行われた」と伝えた。
別の消息筋は「北朝鮮が対北エネルギー支援に米国も賛同するよう望んでおり、米国は他国の対北エネルギー支援に反対しないという従来の立場を再確認した」と明らかにした。
これに先立ち、出席者らは6か国協議の参加国である中国・日本の関係者と共に、同日昼にマンハッタンで米国の外交分野民間シンクタンクである全米外交政策会議(NCAFP)が主催する非公式北朝鮮核問題セミナーに出席し、意見交換した。
ニューヨーク=キム・ジェホ特派員 jaeho@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/11/20040811000078.html