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イラク:
暫定政府のアルジャジーラ支局閉鎖に批判相次ぐ
イラク暫定政府が7日、カタールの衛星テレビ、アルジャジーラに「犯罪を助長している」としてバグダッド支局の1カ月閉鎖を命じたことに批判が相次いでいる。言論の自由を基本法でうたう暫定政府は今後、法律との整合性を問われそうだ。
9日付のアラブ紙アルクドス・アルアラビは支局閉鎖について「(アラウィ首相と)彼のワシントンの主人は、米軍によるナジャフでの虐殺を報じられたくないのだ」と主張。「うそのない映像」を伝えるアルジャジーラは勝者、首相が敗者だと断じた。
アルジャジーラは閉鎖命令にもかかわらず、9日には、民兵組織マフディ軍がイラク警官を拉致したとするビデオ声明を伝えるなど、報道姿勢を変えていない。
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)と「国際ジャーナリスト連盟」(IFJ、本部ブリュッセル)も同日、暫定政府の姿勢は「検閲」に当たるとして強い懸念を表明した。
日本人人質解放の際に大きな役割を果たしたイラク・イスラム聖職者協会のスポークスマン、ファイディ師は「(閉鎖は)残念。アルジャジーラはもっとも誠実なテレビ局だ」と述べた。(カイロ共同)
毎日新聞 2004年8月10日 21時29分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040811k0000m030107000c.html