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(回答先: 私はどうも従軍慰安婦・南京占領後虐殺が最大争点になっている事自体が 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 8 月 08 日 00:38:57)
スパルタコすさん、お久しぶりです。
時間がないので、ちょこっとだけ、言及します。
戦争が起こる理由を考えることは、今までの加害・被害を直視することではないですか。
戦争になると、人間が猛獣になり、狂人になり、一時をすぎれば、今度は、表面的平和を維持するために、過去のあられもない恥・加害を一切封印することで生き延びる。非人間的な部分を糊塗するために、南京虐殺も従軍慰安婦も正当化あるいは、歪曲してなきものとする。「ホロコーストの嘘」もこれによくにてませんか。多少の温度差はあるにしても、当時ナチの非道性は確たる事実なのですから、ガス質というもので殺されていなければ、他のところで、虐殺はあったのです。
なんか、重大な歴史的な戦争問題を、パーツパーツにこだわりすぎて、全体が見えていないような気がします。
私は、すべて、被害も加害も、一寸たりともごまかさず、ありのままを凝視することだと思います。今、イラクでおこなわれている身もふるえるおぞましい戦争と言う名の蛮行を。一昔前の日本軍隊となんら変わりはありません。
先日の、アブグレイブ刑務所での虐待振りを報告した女性弁護士の言を素直に読めば、戦争中、いかほどのことがおこなわれていたか、容易いに想像できるというものです。
イスラエルは、過去の被害を被害のみを直視し、その先のことに目を塞ぎ、それを権力者が、様々に、歪曲し、利用しているに過ぎません。歪曲した一部分のみに目くじらをたてて、ああだこうだと言っても、始まらないのです。全体からすれば、たいしたことではありません。