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http://www.asahi.com/international/update/0807/006.html
イエメンで、イスラム教シーア派武装勢力と政府軍の戦闘が続き、多数の死傷者が出ている。6月中旬以降の死者は双方合わせて計600人にのぼるとの情報がある。武装勢力は元国会議員の宗教指導者アルフシ師に率いられ、同国北西部の山に立てこもっている。
武装勢力は「信心深い若者たち」と名乗り、反米、反イスラエルを標榜(ひょうぼう)。同師は政府の民主化政策について「民主主義によってユダヤ人が政権を握る」「米国の歓心を買おうとして国民を犠牲にしている」などと非難している。
政府は、同勢力を「政情不安を狙う外国工作員」と主張。6月中旬に金曜礼拝で反米スローガンを叫んでいた群衆への摘発を開始。その後、武装勢力が山に立てこもり、戦闘になったという。
アラブ圏紙アルハヤトによると、イエメン軍高官は同国北西部サアダで6日会見し、掃討作戦は数時間以内に終わると自信を見せた。しかし、5日も激しい戦闘で双方に40人の死者が出ており、5万5000ドル(約600万円)の懸賞金をかけて追うアルフシ師の行方も分かっていない。
AFP通信は、これまでの双方合わせた死者数は少なくとも360人、アルハヤト紙は600人と報じている。
(08/07 20:33)