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(回答先: 朝日・毎日・産経・日経・東京の一斉報道だが読売は官邸べったりか。 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 8 月 05 日 19:03:04)
産経はサイバー攻撃でなく【中国、反日にピリピリ 沈静化へ必死】
一斉報道を訂正。しかし、関連情報である。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/06iti002.htm
平成16(2004)年8月5日[木]
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中国、反日にピリピリ 沈静化へ必死
サッカー・アジア杯 7日、日中決勝戦
サッカー・アジア杯は週末の七日夜、北京の工人体育場で注目の日本対中国戦が行われる。北京で唯一のチケット売り場では「切符はすでにほぼ完売」(四日午後)。中国側観客の反日行動がここに来てどう展開されるか? 中国政府当局は二〇〇八年の北京五輪に向けて、「“礼儀”の国チャイナ」を世界に印象付けたいだけに、“Xデー”に神経をとがらせている。(北京 野口東秀)
■“礼儀”
七日の決勝は会場全体が深紅の中国国旗「五星紅旗」で染められるなか、留学生を含め数百人の日本人サポーターがその一角に陣取る形が予想される。
不測の事態に備え、日本人サポーターは、中国側警察官が“隔離”する形で警備され、暴行や物を投げるなどの悪質行為は起こらない可能性が高い。しかし重慶での試合では異常なほどの「怒り」を表し、ブーイングも度を超していただけに、懸念は残されている。
サッカーの試合では、相手チームに対するブーイングは世界共通。だが、中国政府としては、北京で事件が発生すれば、二〇〇八年の北京五輪に向けてのイメージダウンは必至。当局は武装警察隊員ら数千人規模の警備陣とともに多数のボランティアを動員、厳重なボディーチェックとあわせ、問題視される国歌吹奏時の静粛な行動などを呼びかけるという。
北京では「日本嫌いの傾向はあるが、国歌吹奏でブーイングするのは礼儀の欠けた行為」と、基本的に反日であろうがなかろうが相手への「礼」を重んじるべきだとの声は中国人の間でもある。
だが、中国外務省が「世論の反映」ともするインターネットでは「日本製品を買うな」「スタジアムでの反日は違法じゃない」「鬼子(日本への蔑称)チーム」など幼稚で感情むき出しの書き込みは多く、「礼儀やマナー」で戒める意見は見当たらないようだ。
■民族主義
北京五輪に向け、偏った愛国主義、民族主義の高潮を懸念する動きは少なくない。
「中国の民族主義が危険な領域に踏み込むことを警戒すべき。若者層の過激な民族感情を放置せず、啓蒙(けいもう)と教育に力を入れるべき」とする有識者の意見や論文がネット上でも見られる。
政府も同様の立場だが、歴史問題で日本をたたく報道は主に九〇年代、「愛国教育」を背景に出現し、「日本は侵略を謝罪していない」との論調が受け入れられやすい下地が醸成されてきた。
こうした経緯に加え、「中国の国力が高まり民族としての自信が強まり、民族主義が高まった」(社会科学系研究機関研究員)ことも指摘される。
中国政府の対日外交関係者は会場での反日行動の背景をこう説明する。「中国人は国旗、国歌への意識が薄い。罰する法律もない」「過去、中国は国力が弱く、侵略国の国歌、国旗を侮辱するのが唯一の反撃だった」−。
日本に「弱腰」と映ればその矛先は必ず中国政府に向けられる。それだけに、「反日」の扱いは中国政府にとっても容易ではない。