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【カイロ=岡本道郎】26日午前(日本時間同午後)、イラク中部のイスラム教シーア派聖地クーファで、同派強硬指導者ムクタダ・サドル師が拠点とするモスクに迫撃砲弾が数発撃ち込まれ、モスク内外に集まっていた信徒ら少なくとも27人が死亡、60人以上が負傷した。
信徒らは、英国での心臓病治療を終え25日に帰国したシーア派最高権威アリ・シスタニ師が呼びかけた聖地ナジャフへの車両による平和行進の準備をしていたという。
また、ロイター通信によると、平和行進に参加した信徒がナジャフで何者かに銃撃され、AFP通信が報じたところによると、モスク砲撃と平和行進への銃撃で、あわせて74人が死亡、300人以上が負傷したという。
これらの犯行はサドル師派民兵組織「マフディ軍」と米・イラク軍の戦闘終結を目指すシスタニ師の調停工作を妨害しようとする勢力の犯行とみられる。ナジャフのアドナン・ゾルフィ県知事は、国際テロ組織「アル・カーイダ」によるものとの見方を示した。
シスタニ師は同日午後、ナジャフに3週間ぶりに帰還、直ちにサドル師事務所と接触、ナジャフ、クーファの非武装地帯化、ナジャフの治安のイラク警察への移管などを内容とする停戦案実現に向け、本格調停に入った。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040826it15.htm