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2004.08.26
Web posted at: 14:28 JST
- CNN/AP
米フロリダ州ハリウッド――当地で25日午後、海兵隊員の息子がイラクで戦死したと知らされた父親が、悲しみのあまり、訃報を伝えに来た海兵隊の車に乗り込み、火を放って自らも重度の火傷を負う事件があった。
地元警察によると、カルロス・アレドンドさん(44)は、自宅を訪れた海兵隊の連絡係から、20歳の息子アレクサンダー・アレドンド兵長がイラク中部ナジャフにおける戦闘で24日に死亡したと知らされた。
するとアレドンドさんは怒りのあまり、表に停めてあった海兵隊のワゴン車の窓を叩き割った。海兵隊員の連絡官や家族になだめられ、いったんは家の中に戻ったが、しばらくして自宅ガレージからガソリン缶とプロパンガスのタンク、バーナーなどを持ち出し、ワゴン車の中に乗り込んだ。そして車内にガソリンなどを振りまいた後火をつけたという。
海兵隊の3人がアレドンドさんを車から引きずり出し、消火したが、アレンドンドさんは腕や足など皮膚の50%以上に火傷を負い、病院に搬送された。その後、マイアミの病院に移され、重体という。
アレドンドさんが嘆きと怒りのあまり焼身自殺をはかったのか、車にのみ放火するつもりで自分も火傷を負ってしまったのかは、明らかでない。
アレドンドさんの妻メリダさんは、海兵隊員たちが家の玄関に歩いてくるのを見た瞬間「夫はただちに、長男が殺されたと分かってしまった。そんな知らせ、とても受け止めきれなかったのだと思う」と話している。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200408260009.html