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ロシア:
旅客機2機が墜落 同時テロの可能性
【モスクワ町田幸彦】インタファクス通信によると、モスクワ発ボルゴグラード行きツポレフ134型旅客機(乗客34人、乗員7人)が24日午後11時(日本時間25日午前4時)ごろ、モスクワ南方トゥーラ州で墜落した。ほぼ同時刻にモスクワ発ソチ行きのツポレフ154型旅客機(乗客38人、乗員8人)がロシア南部ロストフ州上空で消息を絶ち、墜落した。1機目には空中爆発の目撃証言があり、2機目にもハイジャック警報発信の情報があることなどから、同時テロ事件の見方も強まっている。
ロシア南部ソチで静養中のプーチン露大統領は25日、テロ対策を担当する連邦保安局(FSB)に2機の墜落事件の捜査を指示した。ロシア全土の空港には厳戒態勢の措置が取られた。両機は国内航空会社に属し、モスクワ南部ドモジェドボ空港から出た。モスクワの航空管制当局者はタス通信に「2機は1〜2分の間に遭難している」と指摘している。
露非常事態省によると、ツポレフ134型機はモスクワ南方約180キロのトゥーラ州に墜落しているのが発見された。墜落前に空中爆発が起きたとの目撃情報があったほか、航空管制官は同機からの異常信号を受けていないという。非常事態省によれば、全員死亡したという。
またロストフ州で火災が発生し、非常事態省はツポレフ154型機の機体と乗客らの遺体を確認した。インタファクス通信は、行方不明機が24日午後11時4分(日本時間25日午前4時4分)、乗っ取られたことを知らせる信号を出していたと報じた。ハイジャック信号発信後、機影はレーダーから消えたという。
両機に日本人はいない模様。
ロシアでは29日、ロシア連邦軍と独立派武装勢力の戦闘が続く南部チェチェン共和国でカディロフ共和国大統領暗殺に伴う大統領選挙が行われる予定。大統領選実施に反発する武装勢力は21日夜に首都グロズヌイを襲撃し、攻撃続行を言明しており、2機の墜落事件は武装勢力によるテロの可能性もあるが、犯行声明はこれまでに出ていない。
毎日新聞 2004年8月25日 10時40分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040825k0000e030026000c.html