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「撤退せねば一掃」イラク国防相、武装勢力に呼びかけ
【カイロ=柳沢亨之】イラクからの報道によると、同国暫定政府のハゼム・シャラン国防相は24日、中部ナジャフのイスラム教シーア派聖地「イマーム・アリー廟(びょう)」に立てこもるシーア派指導者ムクタダ・サドル師派民兵組織「マフディ軍」に投降を呼びかけた。
国防相は「イラク軍は今夜、廟の入り口を押さえる。マフディ軍が武器を捨てなければ、廟から一掃する」と、改めて「最後通告」を出すとともに、サドル師に対しても「投降すれば身は安全だが、抵抗するなら死ぬか刑務所行きだ」と警告。アドナン・ゾルフィ・ナジャフ県知事も「(民兵が)撤退しなければ、イラク国家警備隊が市内と廟から一掃することになるだろう」と予告した。
これに対しサドル師の側近は同日、「災難を終わりにするため、(暫定政府と)交渉する用意がある」と述べた。
イラク側は、米軍が廟を攻撃すればシーア派民衆を刺激しかねないため、イラク部隊が攻撃の前面に立つとしている。
米軍は民兵側拠点への空爆を続ける一方、イラク治安部隊とともに廟から約200メートル離れた位置まで接近して攻撃を続けており、ナジャフ上空には黒煙が上がっている。米軍は、民兵のロケット砲攻撃で廟の壁が破損したと主張している。
(2004/8/25/02:14 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040824id21.htm