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原題は以下の通りです、ハマコーさんの新連載再会!
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日刊ゲンダイ2004年8月24日(23日発行)
6各国協議の裏で金儲け画策 北朝鮮利権 群がるブッシュ人脈
華氏911ムーア監督のトドメは、大統領一族の朝鮮半島ビジネス暴露
「金正日を挑発するな」とパパ・ブッシュ
新連載@ 浜田和幸
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ブッシュ大統領は再選に向けて苦しい戦いを余儀なくされている。映画「華氏911」で大げさに皮肉られているように、イラク戦争における対応のまずさ影響していることは否めない。しかし、それ以外にもブッシュのアキレス腱は多い。
「華氏911」のマイケル・ムーア監督は、次の作品の題材にケリー候補を取り上げるか、それとも再度ブッシュのスキャンダルを暴くか、目下、検討中という。もし、ブッシュへの「トドメ
の一撃」を狙うなら、これしかないとウワサされているのが「北朝鮮を利用して暴利をむさぼっているブッシュ一族とそのとりまき」というテーマである。
ブッシュ大統領の「悪の枢軸国」演説を聞いて真っ先に反応したのは金正日総書記とブッシュ元大統領(パパ・ブッシュ)であった。
金正日の反応は「わが国をイラクやイランと同列に並べるとはブッシュはやはり馬鹿だ。われわれこそ悪の中の最強の悪。フセインなど比較にならない。」というもの。
一方、パパ・ブッシュは息子に向かって
「北朝鮮を刺激するとはとんでもない馬鹿だ。万が一、追い詰められた金正日が韓国に攻め込んだらどうする!私が最高顧問を務める金融投資会社は韓国に20億ドル以上の投資をしているんだ。お前が北朝鮮は信用できないと言うたびに、韓国の株式相場が下がり、わが社は大きな損害を受けている」
と諭したという。
金正日からも父親からもバカ呼ばわりされたブッシュ大統領だが、やはり父親の発言は無視できなかった。
「これからは韓国の政情に配慮する」
としおらしく約束したようだが、父親はそれでも心配なようで、ソウル駐在のCIA責任者を務めたドナルド・グレッグを通じて、
「北朝鮮とは話し合い路線でいくように」
と念押ししたほどである。
グレッグの作成したメモに基づき、その後ブッシュ大統領は韓国を訪問した。
ブッシュ一族は父親のみならず、叔父に当たる金融ブローカーのプレスコット・ブッシュも韓国、北朝鮮、中国との裏取引で巨万の富を築いたことで知られる存在だ。
ブッシュ政権の中枢には、他にも北朝鮮のKEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)の原子力発電所建設計画で大もうけした意外な人物がいる。
北朝鮮に対する強硬発言で知られるラムズフェルド国防長官である。その手はあす明らかにしたい。(つづく)
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(私のコメント)
文芸春秋か中央公論だったか忘れてしまったが、確か、カルト女占い師にはまるグリーンスパン・FRB議長のことについてかなり詳しく解説されていたのを覚えています。それ以来注目しているお方ですが、時には「ホンマかいな?」というネタもあります。しかし、われわれには知りえないであろう米国中枢のインサイダー情報はなかなか面白い(吟味する必要はありますが)。