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デルガド、米愛国歌斉唱せず無言の戦争抗議 大リーグ
大リーグ、ブルージェイズのカルロス・デルガド一塁手(32)=プエルトリコ出身=が米国のイラク戦争に無言の抗議を続けている。試合の合間に流される愛国歌「ゴッド・ブレス・アメリカ」に対し、他選手や観客と違い、起立・脱帽せず、ベンチ内にとどまっているという。21日付のニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
同紙上で、デルガドは「僕は戦争に反対し、平和を求める。あくまでも個人的な感情で、注目されたいわけではない」などと語っている。出身地の米自治領プエルトリコは昨春まで60年以上にわたり、米海軍の演習場になっていて、米軍への反感が抗議行動の土壌にある。一方、大リーグのセリグ・コミッショナーも「国に対する尊敬と個人の意見の両方があり、微妙な問題だ」と関心を寄せているという。
01年9月11日の同時多発テロ以来、愛国心を高める動きはスポーツの現場にも持ち込まれ、例えばヤンキースタジアムでは毎試合、7回表終了時に「ゴッド・ブレス・アメリカ」が流される。ただ、対応は球場ごとに違い、週末や日曜だけのところもある。ブルージェイズの本拠、トロント(カナダ)のスカイドームでは今季、「適切とは思えない」(広報担当)として演奏をやめている。
(07/22 17:03)
http://www.asahi.com/sports/update/0722/108.html