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政府は、海上自衛隊のP3C哨戒機の後継機について、米国が開発に乗り出した多任務洋上哨戒機(MMA)の導入も視野に入れて再検討に入った。
防衛庁筋が20日明らかにした。日本周辺海域での船舶テロや中国の海軍力の増強などに対処するには、日米が同型の哨戒機を導入して相互運用性を高めるべきだと判断した。防衛庁は現在、次期哨戒機の国産機開発計画を進めており、計画の再検討は航空産業界などから反発も予想される。
MMAは、1970年代にロッキード社が開発したP3オライオンの後継機。国防総省が今年6月、約39億ドル(約4200億円)でボーイング社に設計開発を発注し、同社の737型旅客機を基礎に、2013年までに開発する計画だ。MMA開発は、米軍の変革・再編(トランスフォーメーション)の一環として、船舶テロや潜水艦の拡散などへの対処能力を高める狙いがあり、哨戒、情報処理、攻撃、機体性能などの面でP3オライオンよりも性能が格段に向上すると見込まれている。
一方、海自のP3Cは2007年ごろから一部が耐用年数を超え、運用機数も減少する見通し。防衛庁は2000年に閣議決定された中期防衛力整備計画(中期防)で、次期哨戒機の「研究開発を推進」することを明記し、川崎重工を中心に設計開発を進めている。今年度予算にも関連費約820億円を計上している。
しかし、米国がMMA開発に乗り出したことを受け、防衛庁内で協議した結果、首脳らから「国産機にこだわらず、MMA導入も視野に入れるべきだ」との意見が出された。首脳らがMMA導入を推すのは、〈1〉米国と同型機を使った方が、作戦、整備など各面で海自と米海軍の緊密な関係が維持しやすい〈2〉国の財政状況が厳しい中で、国産機開発よりもコストが安くて済む――などの理由からだ。
ただ、海自内には、P3Cが4発プロペラ機である現状を踏まえ、「ジェットエンジン2発のMMAは操縦士に安全上の不安を抱かせる」といった慎重論がある。航空産業界からも「ジェットエンジン国産化という日本の航空産業の大目標が危うくなる」との懸念が出てくると予想されるため、防衛庁では、MMA導入と国産機開発の利点を比較するなど、さらに検討を進める構えだ。(読売新聞)
[7月20日14時44分更新]
我が国は、もうすぐかの国の州となり、平和をまんきっぅぅぅ
本当にこんな状態で良いのでしょうか
大きな落とし穴が待っているような気がします
将来ある人は、しっかり未来を見据えて、この国に残るべきかはたまた・・・